女優として活躍する片桐はいりさん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、片桐はいりさんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
片桐はいりのデビューのきっかけや時期は?
もともと映画が好きだったという片桐さんは大学で演劇部に所属。また在学中に銀座文化劇場(現シネスイッチ銀座)でもぎりのアルバイトをしながら劇団「ブリキの自発団」に入団し俳優活動を始めます。しかし当時はまだ役者になりたいという確固たる意思があったわけではないといいいます。
1982年「電気果実物語」で初舞台を踏みます。1984年には、あるテレビ番組に映った片桐さんを見た電通の社員から声を掛けられミスタードーナツのCMに出演します。翌年「ふぞろいの林檎たちⅡ」でテレビドラマデビューを果たします。
『YOU』っていうテレビ番組に誘われて。そこに視聴者の一人として映ったところを電通の堀井さん※がご覧になってCMに出たので、私は何の計画もしていないんです。
※堀井博次。株式会社電通で1980年代にCM制作を手掛けた
引用元:doda空想メディア
もともと舞台から女優の道を歩み始めた片桐さんですが、CM出演をきっかけにテレビドラマにも多数出演するようになり一気に知名度を上げていきました。
デビュー間もなく有名人になったんだね!
片桐はいりの幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り
片桐はいりさんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
片桐はいりさんは1963年1月18日に東京都大田区で生まれます。本名は片桐由美さんといいます。幼少期の片桐さんは、読書をしたりお話を作ったりすることが好きな子供だったそう。源氏物語や平家物語のような古典を好んで読んでいたそうです。
お話を作る際には、今日あった面白いことをどう親に伝えたら一番ウケるのか、話の構成や落ちまで考えていたといいいます。
今日学校であった面白い話をどうやって親に伝えたら一番ウケけるか、みたいなことを考えながら下校してましたね。構成を考えてどこで落とすか、とか、忙しい親の気を引くキャッチーな伝え方は?みたいなことを考える子でした。
引用元:「凛とした人」インタビュー
幼少期から役者としての素質があったように感じますね。
幼い時から文学や物語を作ることに興味があったんだね!
10代
片桐はいりさんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1979年(16歳):「双子星座」で初舞台
- 1981年(18歳):成蹊大学文学部日本文学科に入学し演劇部に所属
- 1981年(18歳):「ブリキの自発団」に入団
1979年、高校二年生の文化祭で有志により催された「双子星座」で初舞台を踏みます。この作品は片桐さんの同級生でもあり、後に児童文学作家となった上橋菜穂子さんの原作・脚本で上演されました。
1981年、成蹊大学文学部日本文学科に入学し演劇部に所属します。片桐さんはもともとは映画が好だったため映画研究会に行ったところ「君みたいなタイプは映像よりも舞台のほうがいいんじゃないか」と助言され、演劇部に入ったそうです。
1981年、劇作家の生田萬さんと、妻で同じく劇作家の銀粉蝶さんが旗揚げした「ブリキの自発団」に入団します。しかし、当時の片桐さんは女優というものは、綺麗な人でないとなってはいけない職業と感じており、成り行きで入団したと語っています。
映画好きだった片桐さんは高校時代から演劇の道を歩み始めます。当初役者になることへの確固たる意志はなかったそうですが、偶然や成り行きが重なって演劇の世界へ進んでいったのは運命だったように感じますね。
10代で俳優への一歩を踏み出したんだね!
片桐はいりさんファンに聞いた、片桐はいりさんの10代で印象に残っている出来事
成蹊大学に入学したということを知ってちょっと意外性がありましたね。大学に入っていないと思っていたのでびっくりです。(30代男性)
18歳の大学生の時に劇団「ブリキの自発団」に入団し女優としてデビューされてます。この時はもぎりのバイトも同時にされていて、学生なので勉強をしながらの演技は忙しくて大変だったのではと感心します。(40代女性)
高等科在学中の文化祭で「双子星座」に出演したことです。これが俳優片桐はいりとしての第一歩でありスタート地点でもあるので、印象に残りました。(50代男性)
20代
片桐はいりさんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1984年(21歳):「ミスタードーナツ」のCMに出演
- 1985年(22歳):ドラマ「ふぞろいの林檎たちⅡ」でテレビドラマ初出演
- 1986年(23歳):映画「コミック雑誌なんかいらない!」で映画初出演
1984年、劇団に入団し、同時に映画館でのアルバイトをしていた片桐さんはテレビ番組「YOU」に視聴者の一人として参加します。テレビに映った片桐さんを見た電通社員からの誘いで、テレビの仕事としては初めてとなる「ミスタードーナツ」のCMに出演することとなりました。
1985年、「ふぞろいの林檎たちⅡ」でテレビドラマ初出演を果たします。ドラマ内ではまだ役名はなく、ある会社の女性社員という役どころでした。少しずつ実績を積み上げていたんですね。
1986年、「コミック雑誌なんかいらない!」で映画に初出演します。滝田洋二郎さんが監督を務め、ミュージシャンの内田裕也さんが脚本・主演を務めた同作は、ニューヨーク・ロサンゼルスの映画館でも上映されるなど、世界的にも高い評価を受けました。
#情熱大陸
— Saitoh Masaya (@MS3110) March 5, 2023
片桐はいりさん。
ミスタードーナツのCMで初めて知ったかも。 pic.twitter.com/nAEPspB12h
CM出演をきっかけにドラマ・映画に進出していった片桐さん。その唯一無二の存在感が多くの人の目にとまったんですね。
人を惹きつける魅力があったんだね!
片桐はいりさんファンに聞いた、片桐はいりさんの20代で印象に残っている出来事
映画館のもぎりのアルバイトをしていたという事実を知って下積みは長かったんだなと強く思いましたね。でも今では名俳優ですね。(30代男性)
21歳の時にミスタードーナツのCMに抜擢されてます。この時から個性が強く、インパクトがあり忘れらない存在感があります。(40代女性)
劇団「ブリキの自発団」に入団したことです。大学卒業をしたわけですから、OLとして進む進路もあります。でも劇団に入ったことで、本気で俳優活動をするんだなって印象に残りました。(50代男性)
30代
片桐はいりさんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1994年(31歳):「ブリキの自発団」を退団
- 1994年(31歳):一人芝居「ベンチャーズの夜」に出演
- 1998年(35歳):特撮テレビドラマ「ウルトラマンダイナ」に出演
1994年、長年所属していた「ブリキの自発団」を退団。独立し、演劇で全国を回る生活がスタートします。10年以上のキャリアがありながらも、俳優として働く覚悟が決まったのはこの時だったといいます。
同年、劇作家の岩松了さんから「一人芝居をしませんか」というオファーを受けて、一人芝居「ベンチャーズの夜」に出演。30歳を目前にして複雑な気持ちを抱える女性を演じました。一人芝居の難しさに、緊張で体が震えることもあったといいます。
1998年、「ウルトラマンダイナ」に出演します。片桐さんは美人で秀才の考古学者、綾野塔子博士を演じました。ウルトラマンシリーズへの出演は、幅広い世代に認知されるきっかけになったのではないでしょうか。
20年前のウルトラマンダイナにて、
— sae (@meroporu) March 6, 2018
片桐はいりが"美人科学者役"で出ておられました pic.twitter.com/GI0fgsovvw
ドラマなどの出演と並行して、演劇にも力を入れていた30代の片桐さん。毎日公演をし、2年間で全国150ステージをまわる程多忙な日々を送っていたといいます。そうした日々の中で演技力を磨いていったのかもしれませんね。
演劇で培われた演技力だったんだね!
片桐はいりさんファンに聞いた、片桐はいりさんの30代で印象に残っている出来事
笑っていいともに出演して大遅刻してしまったという出来事が印象的ですね。いつも過去の面白トラブルシーンで流れていたので強く覚えています。(30代男性)
30代では「ウルトラマンダイナ」で美人科学者、37歳の時には「永遠の仔」などに出演されてます。まさに才能が開花し、様々な役を演じられていて魅力的です。(40代女性)
1994年に「ブリキの自発団」を退団したことです。なんだかんだと10年近く劇団員として活躍してきたわけですけど、ここでこれまでとは違った道を歩むことを決意したんだなって印象に残りました。(50代男性)
40代
片桐はいりさんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2006年(43歳):映画「かもめ食堂」で主演を務める
- 2006年(43歳):「わたしのマトカ」を出版
- 2010年(47歳):「もぎりよ今夜も有難う」を出版
2006年、映画「かもめ食堂」で小林聡美さん、もたいまさこさんとともに主演を務めます。フィンランドのヘルシンキにオープンした食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランドの人々の穏やかな交流を描く同作は第28回ヨコハマ映画祭で第5位を獲得しました。
同年、「かもめ食堂」の撮影でフィンランドに1カ月滞在したことをきっかけに書き下ろした、初めてのエッセイ集「わたしのマトカ」を出版します。ネット上では片桐さんの独特な視点や、高い文章力に驚いたという感想が多くみられました。
2010年、エッセイ「もぎりよ今夜も有難う」を出版。学生時代に映画館でもぎりのアルバイトをしていた片桐さんの、映画や映画館への想いがつづられた一冊です。この作品は第82回キネマ旬報ベスト・テン「読者賞」を受賞しています。
40代には演技の仕事だけでなく、作家としても活躍した片桐さん。マルチな才能が開花し活躍の場を広げていったんですね。
ドラマ、映画、舞台に執筆までこなす多才さ!
片桐はいりさんファンに聞いた、片桐はいりさんの40代で印象に残っている出来事
すいかというドラマが本当に大好きでした。片桐さんの魅力が満載で見ていてほっこりさせられるシーンも多かったのでおすすめです。(30代男性)
43歳の時の映画「かもめ食堂」ではハマり役とも言えて、表情が様々に変わり繊細な心情を表現されていて凄いです。他にも「わたしのマトカ」で初エッセイ本も出されてます。(40代女性)
LIAR GAME Season2に出演されたことです。私はこの作品の原作である漫画も大好きだったこともあり、片桐さんは谷中モモコ役をどのように演じるんだろうか?と感じたので印象に残っています。(50代男性)
片桐はいりの若い頃の髪型はおかっぱヘア
片桐はいりさんの若い頃の髪型といえば、おかっぱを思い出す方も多いのではないでしょうか。
片桐はいりさんの若い頃の写真。
— sora3 (@miiu1_n) December 6, 2024
今とあんまり変わらなくてすごい🤔 pic.twitter.com/eaVGQAlJy6
実は幼少期から同じ髪型をしているそうで、片桐さんのトレードマークでもあります。
世の中の流行が変わっても同じ髪型を貫き通す、芯の通った片桐さんらしさを感じる髪型です。個性的な雰囲気ともマッチしてとても似合っていますよね!
唯一無二の個性を引き立てているね!
まとめ
今回は、片桐はいりさんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。
年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。