セカンドライフは怪しい寄付団体?評判は?信用できるかどうか調べてみた

  • 「セカンドライフは怪しい団体なの?」
  • 「セカンドライフの評判が知りたい!」

寄付を募っている団体は数多くありますが、調べていくなかで、セカンドライフという団体にたどり着いた方は少なくないでしょう。しかし、初めて寄付する方は、セカンドライフが信用できる団体なのか、怪しくないのか、その評判が気になるところだと思います。

そこでこの記事では、セカンドライフの評判を紹介するとともに、信用できる団体かどうか実際に調べてみた結果を解説します。セカンドライフへの寄付を迷っている方は、ぜひ最後までお読みください!

\不用品の寄付ならエコトレーディングがおすすめ/

関連記事:エコトレーディングの評判は?怪しい?信用できる寄付団体か調べてみた

目次

セカンドライフとは?

ここでは、セカンドライフの基本情報・活動内容を紹介します。

基本情報

団体名称セカンドライフ
運営NPO法人グッドライフ
住所(送付先)〒575-0021大阪府四條畷市南野6丁目10-10
電話番号電話受付なし
問合せお問い合わせフォーム
活動開始2008年
法人立上2018年
代表者村田 幸平

セカンドライフは、NPO法人グッドライフが運営している団体です。

2008年から不用なリサイクル家電や家具を海外に輸出する活動を始め、2010年にセカンドライフとしてWebサイトでの不用品の募集を開始しました。2018年にはNPO法人を立ち上げ、活動の幅を広げています。

活動内容

セカンドライフがおこなっている活動は、おもに以下の7つです。

1.国内および海外への不用品の寄付・支援活動

セカンドライフの主要な活動は、日本で集めた不用品を国内および海外に届けることです。不用品はできるだけていねいに仕分け、国内外問わず、その時々のニーズに応じた支援をおこなっています。

寄付の対象はさまざまで、ボランティア団体や学校、個人など多岐にわたります。海外の支援も例外ではありません。

また、不用品の寄付活動は誰かの生活を豊かにするだけでなく、地球上からごみを減らすことにも一役買っています。

2.国内の学校・学生への活動支援

セカンドライフは、国内の学校・学生へ向けて、ものの支援だけでなく、メールやLINE、Zoom などを使用して話を聞いたり相談に乗ったりする支援もおこなっています。

例えば、過去には以下のような要望に応えてきた実績があります。

  • 文化祭・学園祭などで寄付イベントをおこないたいので相談に乗って欲しい
  • 制作活動の一環として、必要なものを寄付して欲しい
  • 継続支援活動をおこないたいので、運用方法を教えて欲しい

なお、これらの活動はNPO法人の業務の一環として、無償でおこなわれています。

3.企業への活動支援

セカンドライフは、企業向けにも以下のような活動支援をおこなっています。

  • リサイクル証明書の発行
  • リサイクルレポート、寄付レポートの発行
  • SDGs/CSRコンサルティング
  • コラボレーション・プロジェクト
  • 活動事例への掲載

それぞれの詳しい活動内容は、ホームページの「セカンドライフの実施する企業向けサービスのご紹介」から確認できます。

4.SNSを利用した不用品の寄付・支援活動

セカンドライフは、不用品の寄付・支援活動の一環として、「にこっと」というSNSを利用したサービスをおこなっています。にこっとでは、以下の条件を満たした方に無償で商品を届けています。

  • 到着後に文章と写真で近況報告ができる方
  • SNS等で「にこっと」の活動を応援できる方
  • 届いた商品たちを大切にできる方(転売や譲渡は禁止)

なお、にこっとは寄付金や不用品を販売して得た売上金で運営されており、毎月集まる活動資金から配布可能な商品数が決定されています。

5.ワクチン募金

世界には、ワクチンを接種できずに失われていく子どもたちの命が少なくありません。セカンドライフは、そのような子どもたちを救うため、不用品の申し込み1件につき2人分のワクチン募金を寄付者の代わりにおこなっています。

また、単に発展途上国にワクチンを送るだけでなく、ワクチンの輸送や保存問題の解決にも取り組んでいます。

6.海外レポート|World Donation Report

World Donation Report (WDR)とは、世界各地からの寄付・ボランティアに関するレポートのことです。

世界各地に住む現地サポーターから、日々の暮らしや環境などを聞いたうえで、「現地の問題を解決するためにどのような不用品が必要なのか」ということをできるだけ深く掘り下げてレポートしています。

セカンドライフは2023年9月からこのレポートの公開を始め、世界100ヵ国でのレポート作成と継続支援を目指しています。

7.被災地への支援

セカンドライフは、被災地への支援もおこなっています。最近では、2024年1月4日から令和6年能登半島地震への支援を開始しました。

セカンドライフが被災地への支援をおこなう際は、できる限り現場の情報を集め、本当に必要なものだけを届けるようにしています。

セカンドライフの評判

SNS上で、セカンドライフの評判を調べてみました。

基本的に、セカンドライフに対して否定的なコメントは見受けられませんでした。

「受け取りの写真やレポートをホームページ上に掲載してくれてうれしい」といった声や、「活動の透明性が高い」といったポジティブな声がありました。

なかには「料金が高い」といった声もあり、金額を気にする方には向かないかもしれません。

信用できる寄付団体の特徴3選|セカンドライフは当てはまるのか

信用できる寄付団体の特徴は、以下の3つです。

  • 代表やスタッフの顔が見える
  • ホームページが更新されている
  • 定期的な活動報告がある

ここでは、セカンドライフが3つの特徴に当てはまるのかも、あわせて見ていきます。

1.代表やスタッフの顔が見える

信用できる寄付団体の特徴の一つは、代表やスタッフの顔が見えることです。代表やスタッフの顔、名前を公開している団体は、万が一不祥事や事件が起きてしまったときに、社会的責任を負う覚悟があるととらえられます。

逆に、代表者の名前もわからないような団体は注意が必要であり、避けたほうが無難です。

セカンドライフの場合

セカンドライフのホームページでは、しっかりと代表の名前が公開されています。

2023年からは情報公開の強化もおこなっているため、今後はスタッフの活動の様子についても公開されることが期待できるでしょう。

2.ホームページが更新されている

ホームページが更新されているかどうかも、信用できる寄付団体を見分けるポイントです。

前提として、今の時代ホームページを持っていないような団体は怪しいため、除外してよいといえます。たとえホームページを持っていても、最終更新が一年前や二年前で終わっている団体も休止状態の可能性が高いため、注意が必要です。

セカンドライフの場合

セカンドライフでは、以下の報告のためホームページが定期的に更新されています。

活動休止の心配はなく、真摯に活動している様子が見受けられます。

3.定期定な活動報告がある

定期的な活動報告があることも、信用できる寄付団体の特徴です。

寄付者向けに活動報告をおこなっているということは、寄付者を大事にしている表れであるとともに、団体の活動に対して関係者の理解を得られているともいえます。

しっかり活動している団体であれば、半年に一回、少なくとも一年に一回はホームページやSNSを通して活動報告をおこなっています。

セカンドライフの場合

セカンドライフは活動を開始して以来、活動報告をしっかりおこなっています。

寄付の見える化」という理念のもと、2023年から特に情報公開に力を入れており、さらに2024年からは取り組みの遅れていたSNSでの情報公開も積極的に進めています。

ぜひX(旧Twitter)Instagramなどをチェックしてみてください。

セカンドライフに寄付できるもの・寄付できないもの

ここでは、セカンドライフに寄付できるもの・寄付できないものをそれぞれ解説します。

寄付できるもの

セカンドライフに寄付できるものは、以下のとおりです。

寄付できるもの備考
古着着物やスポーツウェアもOK
靴・かばん類全般
サッカー用品(シューズ・サッカーボール・ユニフォームなど)特に子ども用サッカーシューズの需要が高い
おもちゃ全般壊れていたり部品が足りていなかったりするものは不可
ぬいぐるみ・人形ひな人形や日本人形などもOK
文房具・学用品全般使いかけでもOK
ランドセル
絵本学年誌・保育誌・総合絵本は不可
食器・キッチン用品全般調理家電もOK
楽器(ピアニカ・縦笛・カスタネットなど)
ベビーカー・チャイルドシート
車椅子
三輪車

ブランドものや高価なものである必要はなく、再利用できるものであれば私たちが日常的に使っているものを寄付することが可能です。

2024年現在では、特に海外支援に必要な文房具や色鉛筆、絵の具などのお絵描き用品の寄付を積極的に受け付けています。

なお、上記はあくまでも一例になります。寄付の際に自分で判断が難しい場合は、セカンドライフに直接問合せてみるとよいでしょう。

寄付できないもの

セカンドライフに寄付できないものは、以下のとおりです。

寄付できないもの備考
食品賞味期限が2ヵ月以上ある粉ミルク・缶詰・レトルト食品などはOK
植物フェイクの観葉植物はOK
薬品
銃刀法などに該当する危険物(日本刀・金属製のモデルガン・スタンガン)

上記のもの以外でも、再利用できないような汚れや破損があるものは基本的に寄付できないので注意しましょう。

セカンドライフを選ぶメリット

メリット

セカンドライフを選ぶメリットは、以下の2つです。

  • 季節もの関係なく寄付できる
  • 供養もお願いできる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

季節もの関係なく寄付できる

セカンドライフが支援している国は、暖かい地域や寒い地域など、多岐にわたります。そのため、季節もの関係なく寄付できるところがうれしいポイントです。

例えば、暖かい地域のみに支援をおこなっている寄付団体へは、冬物のコートやブーツ、暖房器具などは寄付対象外になります。

一方、セカンドライフへは冬物の衣服や毛布、夏物のサンダルなど、季節もの関係なく寄付することが可能です。

供養もお願いできる

セカンドライフでは月に2回、門真市の三島神社から神主さんを呼び、合同供養会を開催しています。

ぬいぐるみや人形など、そのまま寄付するのに抵抗があるものの場合は、供養してから寄付することが可能です。

供養を依頼する場合は、申し込み時に供養ありのサイズを選択するだけです(供養代は1,000円)。

寄付する団体や供養するお寺などはあっても、供養して寄付につなげている団体はなかなかありません。

ぬいぐるみや人形などを寄付する際は、ぜひ供養も依頼してみるとよいでしょう。

セカンドライフへの不用品の送り方

ここでは、セカンドライフに不用品を寄付する方法を、以下の4ステップで解説します。

  1. 不用品を梱包する
  2. 登録フォームから申し込みをする
  3. 荷物を発送する
  4. 料金に振込みをする

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1.不用品を梱包する

まずは自分で空き箱を用意し、不用品を梱包していきます。不用品の種類は関係なく、さまざまなものを一緒に送れるので、家の中の不用品をまとめて送ることをおすすめします。

また、箱の指定は特にないため、スーパーやドラッグストアなどに無料で設置されている段ボール箱を使用してもよいでしょう。

梱包が完了したら梱包サイズを測り、供養を依頼する方に限り、箱の上面にわかりやすく「供養」と書きます。サイズの測り方は、以下を参考にしてください。

引用:セカンドライフ

なお、重量制限もあり、重量が25kgを超える荷物はセカンドライフが用意する伝票では集荷してもらえないため、注意が必要です。

2.登録フォームから申し込みをする

つぎに、専用の登録フォームから申し込みをおこないます。以下のとおりサイズによって料金が異なるので、間違えないように注意が必要です。また、供養を依頼する場合も間違えずに選択しましょう。

引用:セカンドライフ

申し込みが無事に完了したら、セカンドライフから集荷専用伝票が届きます。

なお、申し込み後に梱包サイズが変更になった場合は、セカンドライフに連絡するようにしてください。

3.荷物を発送する

集荷専用伝票が届いたら段ボール箱の上面に貼り、郵便局に集荷を依頼し荷物を発送します。集荷を依頼する方法は、以下の2通りです。

なお、送料は料金に含まれているため、集荷時に支払う必要はありません。

4.料金の振込みをする

荷物を発送後、3日以内に銀行振込にて料金を支払います。振込先は、集荷伝票に同封された案内チラシや申し込み完了メールに記載されています。

なお、振込の際は申し込み時と同じ名前を使用し、6ケタの申込番号を付け忘れないように注意しましょう。

まとめ:セカンドライフは怪しくない!必要としている人々に不用品を届けよう

今回SNSで調べてみた結果、セカンドライフに対して肯定的な声が多く、ほとんどの方が不用品を気持ちよく寄付できていました。信用できる寄付団体の特徴から考えても、セカンドライフは怪しくなく、真摯に活動している団体です。

セカンドライフに寄付することで、さまざまな方面への支援につながり、環境問題の解決にも貢献できます。

寄付の際はセカンドライフを利用し、困っている人々に不用品を届けましょう!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次