声優として活躍する野沢雅子さん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、野沢雅子さんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
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野沢雅子のデビューのきっかけや時期は?
野沢雅子さんが声優としてデビューしたのは、10代後半のころ、洋画の吹き替えをしたことがきっかけでした。
実は野沢さんは、声優として活動する前に女優をされており、その活動はなんと3歳のころから始まります。
3歳で映画に出演し、中学生のころには劇団に所属。高校を卒業してから上京し、本格的に女優として活動開始しました。
その活動と並行して当時所属していた劇団の運営を助けるために行っていたのが、声優の仕事だったそうです。
女優メインだったはずが、いつの間にか、声優の仕事にシフトしていったのですね!
野沢さんが女優だったなんて知らなかった!
野沢雅子の幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り
野沢雅子さんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
野沢雅子さんは、1936年10月25日、東京都の荒川区で生まれました。
野沢さんの叔母・佐々木清野さんが松竹の女優をしていたことから、3歳にして女優デビュー。当時を振り返った野沢さんは、初めて出演した作品を覚えていないそうです。
当時は演じることに魅力を感じているわけではありませんでしたが、小学1年生のころ学芸会の劇で拍手を浴びたことがきっかけで、女優になる夢をもちました。
幼いころの野沢さんは、男の子と一緒に遊んだり、いじめっ子を懲らしめたりと活発な女の子だったそう。その性格は、野沢さんが演じたアニメキャラクターたちとどこか似ている気がしますね。
小さいころから、イメージ通りだね!
10代
野沢雅子さんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1951年(15歳):劇団東芸に入団し、研修生となる
- 1954年(18歳):高校卒業後に上京し、芝居に打ち込む
- 1955年(19歳)ごろ:洋画の吹き替えで声優デビュー
野沢さんは15歳のとき、劇団東芸に所属し女優の道へと歩みを進めました。
そのころ野沢さんは、群馬県に移り住んでいたため、学校が休みの時に上京して演技を学んだといいます。
その後高校卒業後に上京し、さらに芝居に打ち込んでいきます。
そのように女優の仕事をしながら、劇団の活動を助ける意味もあり、洋画の吹き替えに携わるようになりました。
野沢さん自身もどの作品が声優デビュー作だったかは記憶にないようですが、当時、声の吹き替えは収録ではなく生放送だったようで、プレッシャーを感じながらアテレコしていたそうです。
野沢さんが声優を始めたのは、ご自身の意志というよりは、活動の成り行きという部分も大きかったのですね!
昔は、声の吹き替えを生放送でやっていたんだ!
野沢雅子さんファンに聞いた、野沢雅子さんの10代で印象に残っている出来事
野沢雅子さんの10代の印象的な出来事は、声優志望ではなく舞台を希望していたそうです。声優のイメージがとても強いので驚きました。(40代女性)
10代の頃、戸籍謄本を見て養女となっていたことにショックを受けたというエピソードを知って驚きました。母親が別の人だったらしく少し切ないですね。(30代男性)
女優業を志していた点。声優で大成した野沢雅子さんがはじめは女優を目指して上京までしたと知り驚いた(19歳以下男性)
20代
野沢雅子さんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1961年(25歳):娘を出産する
- 1963年(27歳):アニメ『鉄腕アトム』にゲスト声優として出演
野沢さんは25歳のころ、娘さんを出産されています。
娘さんの子育てについて、インタビューで「ものの良し悪しは自分で覚えるものと思うので、自分は干渉せず、何事も自分でやらせようという方針」と話していたそうです。
野沢さんに似て、自立した子どもに育ちそうですね。
27歳のころ、野沢さんにとって転機となる仕事が舞い込んできました。それは『鉄腕アトム』のゲスト声優で、野沢さん初のアニメの声優の仕事です。
#鉄腕アトムの日
— チンタロウ (@jtuJbHLLlPxwSrc) December 31, 2024
昭和38年の本日、国産連続テレビアニメ
「鉄腕アトム」の放送が始まりました。
私も初回かどうか記憶にありませんが幼い頃観ておりました。
我が家にある唯一の手塚先生肉筆の「アトム」残念なことに手塚先生アトムのまつ毛描き忘れております。🥲(再掲載) pic.twitter.com/ToPQX8q3jk
特定の仕事ではないですが、男の子の役を担当することが多かったそう。鉄腕アトムで野沢さんの魅力が発揮されたに違いありません。
アニメ声優のイメージが強い野沢さんですが、アニメに初めて出演したのは20代後半だったのですね!
野沢さんはアトムに出ていたんだね!
野沢雅子さんファンに聞いた、野沢雅子さんの20代で印象に残っている出来事
ご自身のプロダクションを持っていたことです。廃業されたそうですが、20代から独立されていたのはすごいと思いました。(40代女性)
おばけのQ太郎の伸一役が印象的ですね。野沢さんは昔から話題作にかならず出ていたので本当にこの伸一役も魅力的でした。(30代男性)
ゲゲゲの鬼太郎はもちろん、あの鉄腕アトムにも出演していた点。ゲゲゲの鬼太郎はあまりに有名なため知っていたが鉄腕アトムに出演していると知って驚いたため(19歳以下)
30代
野沢雅子さんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1968年(32歳):『ゲゲゲの鬼太郎』に鬼太郎役で主演
- 1970年(34歳):『いなかっぺ大将』で主演・風大左衛門を担当
- 1972年(36歳):『ど根性ガエル』にひろし役で出演
野沢さんが32歳のころ、声優人生を変えたといっても過言ではないほどの転機が起きました。
それは、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で自身初の鬼太郎役を演じたことです。
「主人公が閻魔大王のヤンチャな息子」な設定は「怪物くん」の影響もあったろうけども。
— 久保商店 (@KUBOSHOUTEN) July 25, 2024
何が凄いて「鬼太郎」「怪物くん」「えん魔くん」て全部、野沢雅子さんなんだよなー笑💦
あの人、日本で一番妖怪を退治した人だぞ‼︎笑 https://t.co/9S7ZTxmqM9 pic.twitter.com/jg5gWbLobk
野沢さんはこの役で、『少年役と言えば野沢雅子』という声優界での立ち位置を確立しました。野沢さんの若々しくも凛々しい声あってこそ、鬼太郎は人気アニメに育っていったに違いありません。
そこから野沢さんは、声優の仕事がますます増えていきました。
34歳のころには、代表作の一つである『いなかっぺ大将』の主役・風大左衛門を演じます。
今日が誕生日シリーズ①
— にゃんこ先生 (@zigengoemonzeni) September 25, 2024
☺天童よしみさん(^^)d
のど自慢の収録で気持ち良くサイン(^^)d優しい感じでとってもフレンドリー(^^)d天童さんが主題歌を歌った
アニメ「いなかっぺ大将」
大ちゃんの声の野沢雅子さんとの寄せ書き pic.twitter.com/A3myXnlVP2
1970年から約2年間にわたって放送された本作で、野沢さんは柔道少年の『大ちゃん』を、軽快に演じます。幼少期に見た大ちゃんを懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。
コン・バトラーVを観て思ったけど、キャンベル星人の女帝オレアナ(野沢雅子さん)と側近ミーア(千々松幸子さん)って『ど根性ガエル』のひろしとピョン吉なんだよね🤔 pic.twitter.com/RtIjroJD3K
— 三次元からきたブロンディ (@kotaeastwood) July 30, 2024
続いてご紹介するのは、36歳のころに主演をつとめた『ど根性ガエル』のひろしです。
『ど根性ガエル』は、ひろしと、ひろしのTシャツに張り付いてしまったカエル・ピョン吉が織りなすドタバタコメディー。
こちらも非常に好評で、視聴率はなんと34%を記録したことも。その後も再放送や実写版が作成されるなど、人気作品となりました。
30代の野沢さんは、主演作品をいくつも担当されるなど、声優としてのキャリアを確固たるものにされたのですね。
どのキャラクターも魅力的だなあ~!
野沢雅子さんファンに聞いた、野沢雅子さんの30代で印象に残っている出来事
野沢雅子さんの30代での印象的な出来事は、アニメゲゲゲの鬼太郎での活躍です。子供の時は知らなかったのですが、鬼太郎の声がのちに野沢雅子さんだと知った時は、衝撃でした。(40代女性)
鬼太郎第一作目の鬼太郎役は本当にハマっていました。白黒なのに鬼太郎の可愛さを声だけで表現していましたね。(30代男性)
ドラゴンボールがあまりに有名すぎてほかの出演作品について知らなかったが、様々な有名作品に出演していて驚いた(19歳以下男性)
40代
野沢雅子さんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1978年(42歳):『銀河鉄道999』で主演・星野哲郎を演じる
- 1980年(44歳):『怪物くん』で、主演・怪物くんを演じる
- 1982年(46歳):『新みつばちマーヤの冒険』でウィリーを演じる
42歳のころは、誰もが知る『銀河鉄道999』で星野哲郎を演じました。
野沢雅子さん88歳のお誕生日🎂
— ・ (@tk412412) October 25, 2024
みんなゲゲゲの鬼太郎や孫悟空のイメージだけど、自分はダントツで銀河鉄道999の星野鉄郎。劇場版ラストは野沢雅子さん収録時号泣。
野沢雅子さん、池田昌子さん
そして城達也さん、ゴダイゴの化学反応…
アニメ史上最高峰の名場面です。
未見の方はぜひ
涙 pic.twitter.com/zK2WV4HaaY
野沢さんの真摯な演技や主題歌の人気も相まって名作となった本作。
野沢さんはのちのインタビューで『鉄郎が旅立つメーテルを見送るところで、主題歌が流れてくるのを見るたびに今でも、泣けてきます。』と語っており、大変思い入れの深い作品の1つなようです。
44歳のころには、星野哲郎とは180°違うキャラクター『怪物くん』を演じます。
そういや怪物くんの声は野沢雅子って知ってた?オラこないだ知ったぞ! pic.twitter.com/pXjhpjUQzk
— 🌿葉っぱめだか 東京🌿 (@happa_medaka) April 14, 2024
実は『怪物くん』は約10年前にモノクロ版が放送されており、野沢さんはカラー版から怪物くんを演じています。
人気アニメの再演ということで、緊張もあったかと思いますが、今はすっかり『怪物くん=野沢雅子』というイメージですよね。
1982年には、『新みつばちマーヤの冒険』でオスみちばちのウィリーを演じました。
夕方にテレ玉で録画しといた『みつばちマーヤの冒険』なう!
— ユキ⚾🇯🇵🧡 (@koyap55doraemon) May 15, 2015
マーヤとウイリーが可愛すぎる!画像の向かって左がウイリー(cv.野沢雅子さん)で右がマーヤ(cv.野村道子さん)です!
今日は、怪物くん→ウイリーと野沢さん祭だった! pic.twitter.com/CGbjoLte8F
『みちばちマーチの冒険』は1975年にアニメ化されており、82年には新シリーズが放送開始。野沢さんは前作に引き続き、優等生なオスみつばち・ウィリーを熱演しました。
40代の野沢さんは声優としてますます脂がのり、絶好調だったように思えます。
そして50代に入り、野沢さんの地位を不動のものとした作品、『ドラゴンボール』が始まるのです。
40代は、いろいろなふり幅の役を演じているね!
野沢雅子さんファンに聞いた、野沢雅子さんの40代で印象に残っている出来事
野沢雅子さんの40代での印象的な出来事は、トムソーヤの冒険で主演のトムソーヤの声優をされていたということです。代表作はほとんど野沢雅子さんがたずわっていて感動しました。(40代女性)
銀河鉄道の鉄朗がやっぱり好きですね。何回見たかわかりませんが本当に銀河鉄道は夢が溢れていますね。声に温かみがあります。(30代男性)
ドラゴンボールの出演。あまりに有名なあの作品に出演し、ドラゴンボールが伝説的な作品となるのに一役買ったところ(19歳以下男性)
野沢雅子の若い頃の髪型はショートカット
野沢雅子さんの若い頃の髪型といえば、ショートカットを思い出す方も多いのではないでしょうか。
【びっくりした4選】
— デジミ【D.M.C】official (@DigitalMixComp) July 27, 2023
・橋田壽賀子さん(脚本家)
・赤塚不二夫さん(漫画家)
・野沢雅子さん(孫悟空)
・加藤一二三さん(ひふみん) pic.twitter.com/dzYJWky5JU
今ではオレンジヘアーで奇抜なヘアスタイルが印象的な野沢さん。
若い頃は清廉されたショートヘアの写真が残されていました。当時は劇団で女優さんをされていたころの写真と思われますが、大変美しいですね。
女優さんをされていたと聞いても納得だね!
まとめ
今回は、野沢雅子さんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。
年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。