俳優として活躍する窪塚洋介さん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、窪塚洋介さんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
窪塚洋介のデビューのきっかけや時期は?
窪塚洋介さんは、母親の影響を受けて芸能界に興味を持つようになりました。
彼の母親は芸能界に関心が強く、よく「芸能界に向いている」と声をかけていたそうです。
そして、中学校を卒業すると同時に母親の知り合いの芸能事務所と縁があり、俳優としてデビューしました。
当時お世話になることになる事務所のうちのオヤジと横須賀の三浦海岸の浜辺に写真を撮りに行って、それを送ったら、『ぜひ一緒にやりましょう』みたいなことになって、というのがスタートだったんです
引用元:テレ朝POST
母親に勧められて、芸能界へ入ったんだね!
窪塚洋介の幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り
窪塚洋介さんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
窪塚洋介さんは、三人兄弟の長男として生まれました。
兄弟とは円満といえる関係ではなく、毎日のように喧嘩をしていたようです。
子どもの頃、兄弟の真ん中(俳優・窪塚俊介さん)とは毎日のようにケンカしてたし、どちらかと言えばキライだったかも(笑)。
普通、兄弟って外で一緒に遊んだりするでしょ? 俺はそれを一切しなかったんだよね。
引用元:mamasta セレクト
幼い頃から「一度きりしかない人生を生きるのだから絶対に幸せになりたい」と考えていた窪塚洋介さん。
人生のマニュアルを作るために、さまざまな言葉を集めて考え方を学んでいたそうです。
で、いつしか、言葉はちからなんだってことを知って。
勇気って言葉を知ってる人は、知らない人よりも勇気を出せると思う。調和って言葉を知ってる人は、知らない人より、まわりの人と調和できると思うんです。
引用元:ほぼ日刊イトイ新聞
「俳優として言葉を大切にしている」という彼の原点は、幼少期に集めていた言葉にあるのかもしれませんね。
幼い頃から人生について考えるなんて、大人びていたんだね!
10代
窪塚洋介さんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1995年(16歳):ドラマ『金田一少年の事件簿』で俳優としてデビューする
- 1998年(19歳):横須賀から東京へ移り住み、ストリートカルチャーに興味を持つ
- 1998年(19歳):ドラマ『GTO』に菊池善人役として出演する
ドラマ『金田一少年の事件簿』は、同名の人気ミステリー漫画が原作としたテレビドラマシリーズです。
窪塚洋介さんは『首つり学園殺人事件』にて、いじめが原因で首つり自殺をした生徒・深町充を演じています。
金田一といえば堂本剛とともさかりえのコンビが有名ですが実は窪塚洋介のデビュー作でもあるんですよね。
— フ ァ ム キ ャ ン 豊 橋 (@FarmandCamp0532) November 28, 2024
名前は確かヨースケだったと思う。
懐かしい!#金田一少年の事件簿 pic.twitter.com/sknBBv28wM
早く仕事がしたい、自分の力がどれくらい通用するのか、どこまで届くのか早く知りたい、試したいという思いが強かったですね。
引用元:テレ朝POST
順調に芸能活動を始めた彼ですが、生活は特に変化することがなくフラストレーションを抱えていました。
情けないっていうか、なんかそういう鬱屈(うっくつ)としたものはあったんですよ。
だから、早く東京に出たいっていうのがすごい溜まってて。デビューして1年2年ぐらいだから、そりゃそうだろうって感じだけど、当時、本人的には悔しい思いがあった。
引用元:smart Web
高校生の頃からファッション雑誌をよく読んでいて、オシャレ最先端の街に憧れがあった窪塚洋介さん。
当時はネットもなくて、情報源が雑誌しかないから、『smart』とかファッション誌を全部読んでた。最初のページから隅々まで読んでたし、ケツまで何周もするぐらい読んで、その中で『かっこいい。でも(値段が)高けーっ」て服があったら、古着屋で似た超下位互換(笑)みたいなのを見つけて、アレンジするっていうのをよくやっていました
引用元:smart Web
ついに、高校を卒業した彼は念願叶って東京へ移住することになります。
上京してからは、ヒップホップやサーフィンなどのストリートカルチャーに影響を受けたそうです。
10代後半からサーフィンもやり出して、金子賢くんとかに連れて行ってもらったりもしてたんだけど、やっぱりヒップホップをかけながら車で行く、みたいな。そういうサーファー文化もちょっとかじったりして。でもスケートボードは特にやらず、高校時代にほんとちょろっとだけ。
引用元:smart Web
そして、俳優・窪塚洋介として一躍有名になった作品、ドラマ『GTO』への出演が決まります。
ドラマ『GTO』は、元暴走族の教師・鬼塚英吉が問題のある高校に赴任し、生徒からの信頼を獲得していくという作品です。
窪塚洋介さんは、天才でありながらイジメの黒幕でもある問題児・菊池善人を演じました。
2024年に続編『GTOリバイバル』が制作され、26年ぶりに菊池善人役で出演した際に当時を振り返っています。
「26年前、現場でも現場の外でも朝から晩までワイワイやってた“かけがえのない3ヶ月間”を思い出しながら、今の自分たちの立ち位置を踏み締めるような、とても感慨深い素敵な撮影となりました」
引用元:映画ナタリー
このように、10代の頃に経験したことが彼の人生観や価値観を形作っているようですね。
昔自分が集めた好きなものが「世の中に洗脳されてはいけない」っていうことを声高に言ってくれていたんですよ。大切なことは10代で触れたストリートカルチャーとか、漫画とか、ゲームとか、そういうものに教えてもらいました。
引用元:プレミアムバンダイ
今も変わらない芯のようなものが既に存在した10代だったんだね!
窪塚洋介さんファンに聞いた、窪塚洋介さんの10代で印象に残っている出来事
ドラマの"GTO"に出演していた事が印象的でした。
10代の頃からドラマ出演していたと知らなかったので印象に残りました。(30代男性)
GTOへの出演。GTOに出演していた俳優さんは次々と有名になっていきましたが、その中でも特に代表格といえるくらい存在感があったから。(20代女性)
やはりGTOの菊池役が印象的ですね。かなり秀才の役だったのですがすごくクールで格好良くてすぐに心を奪われましたね。(30代男性)
20代
窪塚洋介さんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2000年(21歳):ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』にキング役として出演する
- 2003年(24歳):一般人女性と結婚し、長男・愛流くんが誕生する
- 2004年(25歳):自宅マンションの9階から転落する事故に遭う
ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』は、主人公・真島誠がストリートギャングとともに次々に起こる事件を解決していく青春ミステリー作品です。
窪塚洋介さんは、ストリートギャング・Gボーイズの安藤崇(通称”キング”)を演じ、注目を集めます。
役作りでは、自身の不良像や影響を受けた漫画を投影していたそうです。
しかし、彼が考えていた不良のカリスマというキャラクターは監督の猛反対を受けました。
堤幸彦監督に『ダメだ』って言われたんですよ。原作とあまりにも違うから、『何を言ってるんだ君は』みたいな感じで、新宿で2時間くらい粘って。
引用元:テレ朝POST
それから、監督が根負けしたことで脚本も彼に当て書きされた内容に変更されたのです。
2003年、窪塚洋介さんは一般人女性と結婚し、長男・愛流くんが誕生しました。
人気絶頂の時期の結婚だったので、驚いた方も多かったのではないでしょうか。
幸せな家庭生活を送っていた窪塚洋介さんでしたが、2004年に自宅マンションの9階から転落し、頭蓋骨開放骨折などの重傷を負う事故に遭いました。
彼は自殺未遂を否定しましたが、情報が錯綜し世間を騒がせたニュースとして現在も語り継がれています。
「自分自身が勘違いして、調子に乗ってたっていうのはありますね。本当の人生は、マンションから落っこちたところから始まってると思うので。あれがなかったら今日を楽しく暮らせてなかったと思うし、感謝してますね」
引用元:Sponichi Annex
俳優として既に活躍していた20代ですが、感受性が高い彼には悩みも尽きなかったのではないでしょうか。
事故を経験して自分を省みるようになったのかもしれないね。
窪塚洋介さんファンに聞いた、窪塚洋介さんの20代で印象に残っている出来事
マンションの9階から転落する事故で一時意識不明となった事が印象的に残りました。
生死をさまようような事故(事件?)でしたの、当時の新聞やテレビで報道されていたのを覚えてます。(30代男性)
愛流くんの誕生。今ではお父さんと同じく俳優として活躍していて感慨深いものがあり、どっしりとした存在感はさすがお父さん譲りだなと思ったから。(20代女性)
池袋ウエストゲートパークのキング役が本当にすごく好きですね。あの掴みどころのない役柄がめちゃくちゃ格好良くてたまらなく演技も素晴らしかったです。(30代男性)
30代
窪塚洋介さんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2010年(31歳):舞台『血は立ったまま眠っている』にて初めて舞台に挑戦する
- 2012年(33歳):前妻と離婚し、長男の親権を持つことを発表する
- 2017年(38歳):映画『沈黙 サイレンス』でハリウッドデビューを果たす
窪塚洋介さんは、舞台『血は立ったまま眠っている』にて森田剛さん演じる良と兄弟のように寄り添うテロリスト・灰男を演じました。
初めての舞台に戸惑うことも多かったようですが、演出の蜷川幸雄さんの指導で多くのことを学びました。
実際は存在しないカメラのポジショニングを頭の中で想定し、架空の対象である視点をイメージしながら演じることを蜷川さんに教えていただきました。それまで考えたことがなかった内容だったので面白く感じつつ、無駄に難しく考えすぎていたことが解決し、楽になったことを覚えています。
引用元:GDO
窪塚洋介さんと前妻は、約9年間の結婚生活を送ったのち2012年に離婚しています。
一般的な単独親権とは異なり、長男の親権を父親が持ちながらも母親も関わる形をとったことで話題になりました。
息子の親としての関係は続くので、別れた後も同じじゃダメ。僕は「バーカウンターの法則」と呼んでいるんですが、向かい合うとモメるから、子どもを前にして親二人は並んで同じ方向を向くようにしています。そうやって息子にとってベストだと思う意見を出し合いながら前に進んできました。
引用元:東京すくすく
映画『沈黙 サイレンス』は、江戸時代初期のキリシタン弾圧を描いた作品です。
1988年に遠藤周作の小説『沈黙』の映画化が構想されてから、約28年越しに完成しました。
窪塚洋介さんは、家族の前で踏み絵を踏んだ経験があるものの信仰を捨てきれない男・キチジローを演じています。
彼はオーディションを勝ち進み、人によっては不愉快に感じるような難しいキャラクターを演じきりました。
窪塚洋介は、「キチジローは、役者なら誰もが演じたがる役。喜怒哀楽の強い部分と弱い部分、きれいな部分や汚い部分など、相反するものを表現できるから」と、役柄の振り幅の広さを指摘。
引用元:映画ランド
初めての舞台やハリウッドデビューなど、役者として挑戦をし続けた30代だったようですね。
今までよりも、新たに学ぶことが多かったかもしれないね。
窪塚洋介さんファンに聞いた、窪塚洋介さんの30代で印象に残っている出来事
離婚した事と、子供の親権を窪塚洋介さんが持った事が印象的でした。
日本の法律上、母親が親権を持つことが多い中で父親が持つという事で印象に残りました。(30代男性)
カメラマンや歌手としても活動。俳優さんとしてのイメージが強かったので、演技だけでなく多方面に渡って活動されていることに驚いたから。(20代女性)
舞台である「血は立ったまま眠っている」という作品がとても素晴らしかったです。初舞台だったのにすごく堂々とされていて本当に魅力的な俳優さんだと感じました。(30代男性)
40代
窪塚洋介さんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2020年(41歳):映画『プラネティスト』に出演し、長男をロケに同行させる
- 2022年(43歳):NHKドラマ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』に出演する
- 2023年(44歳):映画『火の鳥 エデンの花』で初めて本格的に声優を務める
映画『プラネティスト』は、小笠原諸島を舞台としたドキュメンタリー作品です。
豊田利晃が4年に渡り撮影した小笠原諸島のドキュメンタリーの再編集版。小笠原に魅了された豊田がレジェンドサーファーの宮川典継と出会い、映画制作に着手。原初の地球の風景のなかでアーティストたちのセッションをとらえる。
長男・愛流くんは同行した撮影先で豊田利晃監督と出会い、その後『泣き虫しょったん』のオーディションに参加することになりました。
俳優としてデビューした長男・愛流くんですが、きっかけはやはり父親・窪塚洋介さんだったようです。
「一番大きな影響というか刺激を与えてくれた人は僕の父です。子どもの頃にいろいろな舞台や撮影現場に連れていってもらい、小学校高学年くらいから、自分の中で少しずつ芸能活動をしたいなと思い始めました」
引用元:クランクイン
NHKドラマ『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』は、小説家・星新一の作品を映像化したオムニバスドラマです。
窪塚洋介さんは『処刑』にて、地球で罪を犯したために流刑の地である赤い星に送られる男を演じています。
2003年の『池袋ウエストゲートパーク』以来、約19年ぶりにテレビドラマに出演したことで注目されました。
そして、幼い頃から漫画やアニメに親しみを持っていた窪塚洋介さんは近年声優としての演技にも挑戦しています。
2023年、アニメ映画『火の鳥 エデンの花』で主人公の恋人・ジョージを演じました。
『火の鳥 エデンの花』は、火の鳥シリーズの『望郷編』を映像化した作品です。
地球から遠く離れた辺境の惑星・エデン17に降り立った主人公ロミの人生を描く、あまりにも壮大な愛と冒険の物語。時空を超えた旅路の果てに、ロミが見出す「故郷」とは――不死鳥「火の鳥」が見届けた、ほんのささやかな人間の営み、そしてロミの奇跡。
引用元:クランクイン
手塚治虫さんの作品への出演依頼を受けた当時は、かなり驚いたそうです。
ロミの恋人・ジョージ役の窪塚は「自分が手塚治虫先生の作品に関わることができるなんてとても光栄でした」としつつ「20代のはつらつとした感じを意識して演じました」とアフレコを振り返った。
引用元:クランクイン
このように、年齢にとらわれすぎず、俳優以外でも活躍を続ける姿に憧れを抱いてしまいますね。
表現の幅を広げていった40代だったんだね!
窪塚洋介さんファンに聞いた、窪塚洋介さんの40代で印象に残っている出来事
長男とドキュメンタリー映画『プラネティスト』に共演したことが印象に残りました。
俳優業の傍らで子育てを行い、大きくなった息子との共演は、中々できる事ではないと感じました。(30代男性)
インスタライブでもヤンチャ全開。偶然タバコを吸いながらインスタライブを行っている窪塚さんの切り抜き動画が流れてきて、そのイケおじぷりについ目が止まってしまいました。(20代女性)
星新一ドラマに参加されている姿を見て本当に俳優の真髄を目の当たりにしましたね。火星に降り立ったキャラの葛藤を見事に演じていて素晴らしいかったです。(30代男性)
窪塚洋介の若い頃の髪型は金髪のかきあげヘア!
窪塚洋介さんの若い頃の髪型といえば、金髪のかきあげヘアの髪型を思い出す方も多いのではないでしょうか。
窪塚洋介(キング)になりてぇ… pic.twitter.com/F6xHqBJscc
— Ryuuuu。 (@Ryu0623tefutefu) August 18, 2023
ウェーブがかった動きのある髪型でありながら、前髪をアップにすることで爽やかさが感じられます。
窪塚洋介さんは、役作りのために髪型を変えることも多いことで知られています。
『池袋ウエストゲートパーク』での不良のカリスマ・キングを演じるために、男らしいワイルドな髪型を取り入れたのではないでしょうか。
作品に合わせて見た目にもこだわる俳優さんなんだね!
まとめ
今回は、窪塚洋介さんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。
年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。