女優として活躍する片平なぎささん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、片平なぎささんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
片平なぎさのデビューのきっかけや時期は?

片平なぎささんは、オーディション番組『スター誕生』に参加したことをきっかけに、デビューをしています。
歌唱力の優れた岩崎宏美さんや小林美樹さんなどが同期にいたため、歌には苦手意識があったようです。
同時に合格した小林美樹は74年の7月25日に「人魚の夏」でデビューしており、合格から1年以上かけての片平のデビューは、相当じっくりとレッスンを積んだともいえるが、そもそも本人が歌は苦手で歌手に積極的でなかったこともあるだろう。
引用元:大人のミュージックカレンダー
しかし、歌手と並行して女優活動を行う中で、演技への適性を見出されていきました。

最初はアイドル歌手としてのデビューだったんだね!
片平なぎさの幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り

片平なぎささんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
片平なぎささんは、東京都品川区で生まれ育ちました。
転校を繰り返していたため、友達を作るのが難しかったようです。
両親が共働きでいない自宅で、飼っている手乗り文鳥とよく遊んでいました。
寂しさや不安を乗り越えた幼少期の経験が、のちの女優としての演技に活かされているのかもしれません。

「明るく朗らかだった」とはいえない幼少期だったみたい。
10代
片平なぎささんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1973年(14歳):『スター誕生』のオーディションに合格する
- 1975年(16歳):『純愛』でアイドル歌手としてデビューする
- 1975年(16歳):映画『青い山脈』で女優デビューを果たす
片平なぎささんは、14歳でオーディション番組『スター誕生』を勝ち進み、優勝しています。
『スター誕生』は、公平な選考システムと細やかなバックアップ体制で成功したオーディション番組です。
陽の映画界を尻目に、カラーの受信契約数が1000万を超えたテレビは娯楽の中心となっていた。かつては映画から生まれたスターを自分たちの手で作りたい──。『スタ誕』はテレビマンたちのそんな思いが凝縮された番組であった。
引用元:NEWS ポストセブン
オーディションに合格した片平なぎささんは、約2年後に『純愛』でアイドル歌手としてデビューを果たしています。
しかし、当時の彼女は、歌手活動にはあまり前向きではなかったようです。
片平なぎさ本人にインタビューした際、歌手時代のことを聞いたが「私、暗かったでしょう? 先生たちに素敵な曲をたくさんいただいたのに、私は歌が苦手で……」と語っていた。たしかに片平なぎさの曲はマイナー調の暗めな歌が多く、詞の内容もヘビーなものが多い。
引用元:大人のミュージックカレンダー
アイドル歌手として活動するかたわら、映画『青い山脈』で女優としてデビューを果たしました。
新人だった彼女が女優業を始められたのには、同じ事務所に所属していたとある先輩が関わっていたそうです。
「でも、歌は苦手。歌唱力がなくて、いつも仕事場には行きたくなかった。後に泉谷しげるさんから『お前は、いつも辛そうに歌っていた』と言われました。でも(同じ事務所に)山口百恵さんがいたおかげで、ドラマや映画などの仕事が後輩の私に入ってきたんです」
引用元:zakzak by 夕刊フジ
オーディションに合格したことで急激に注目を集めた一方で、活動方針には悩みが多かったようですね。

10代の頃は、「山口百恵二世」と呼ばれることもあったらしいよ!
片平なぎささんファンに聞いた、片平なぎささんの10代で印象に残っている出来事


「スター誕生!」に合格。森昌子さんや山口百恵さんなど多くの有名人がデビューするきっかけになっていて凄い番組だなと思ったから。(20代女性)

16歳で「青い山脈」で俳優デビューされてます。セーラー服姿が可愛いですが、最近の若い人と比べると大人びてます。(40代女性)

スター誕生という番組で合格し芸能界に入ったという流れが素晴らしいですね。ずっと女優だと思っていたのでこんな一面があったとは思いませんでした。(30代男性)
20代
片平なぎささんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1980年(21歳):テレビドラマ『雪姫隠密道中記』で主演を務める
- 1981年(22歳):『新婚さんいらっしゃい』に4代目アシスタントとして出演する
- 1983年(24歳):テレビドラマ『スチュワーデス物語』に出演し、話題になる
テレビドラマ『雪姫隠密道中記』にて、初めて時代劇の主演を務めた片平なぎささん。
取り潰しの危機に遭う藩のお姫様を見事に演じ切り、女優として高く評価されました。
正義感の強い雪姫は、困っている人を見捨てておけず、道中出くわすトラブルに自分から介入していく始末。そんなお転婆お姫様は、お付きの侍や将軍の名代、果ては元伊賀忍者や盗賊といった個性的な面々と共に、相次ぐトラブルを解決しつつ旅を続ける。
引用元:時代劇専門チャンネル
女優として活躍していた片平なぎささんでしたが、『新婚さんいらっしゃい』のアシスタントを務めることに。
「アシスタントを務めた女性は不幸になる」と冗談を聞かされたことで、結婚観にも変化があったようです。
「『新婚さん——』でご一緒させていただいたころは、かなり結婚願望が強かったんですが、いつを境にか結婚したいという気持ちがまったくなくなって。そういう目で男性を見なくなりました」
引用元:女性自身
そして、彼女の出世作といわれるテレビドラマ『スチュワーデス物語』への出演が決まります。
義手を隠している口で手袋を外すというシーンは衝撃的で、片平なぎささんの代名詞ともいえるでしょう。
「真理子は世の中的に嫌われるキャラクターでしたし、演じた時、私はまだ24歳で若かったんですよ。街を歩いていたら石を投げられたこともありましたし、喫茶店に入れば女子高生に悪口を言われて、その度に傷ついて...でも今振り返ると、"どうせ嫌われるのであれば、もっととことん振り切って演じれば良かった"とは思います」
アイドルとしてデビューしたためなのか、嫌われる役を演じるのには抵抗があったようですね。

女優として着実にステップアップした20代だったんだね!
片平なぎささんファンに聞いた、片平なぎささんの20代で印象に残っている出来事


「スチュワーデス物語」で悪女役を演じる。町で後ろ指を指されることもあったそうですが、それだけ視聴者を惹き込む迫真の演技をされていたんだろうなと改めて片平さんの演技力の高さを感じたから。(20代女性)

23歳の時に「スチュワーデス物語」に真理子役で出演されてます。悪女ぶりが話題になりましたが、演技が上手いからこそできたのだと思います。(40代女性)

スチュワーデス物語で当たり役を熱演したというのにびっくりです。主人公のことをいじめる役ですごくうまかったですね。(30代男性)
30代
片平なぎささんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1989年(30歳):『小京都ミステリー』シリーズにて、主演を務める
- 1992年(33歳):『赤い霊柩車』シリーズにて、主演を務める
- 1998年(39歳):テレビドラマ『39歳の秋』にて、同年齢の主人公を演じる
テレビドラマシリーズ『小京都ミステリー』は、日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されたテレビドラマシリーズです。
2時間ドラマの女王・片平なぎささんと2時間ドラマの帝王・船越英一郎さんの掛け合いで人気を博しました。
ライターの柏木尚子とカメラマンの山本克也が、取材のために訪れる“小京都”と呼ばれる風光明媚な観光地で起こる難事件に偶然巻き込まれ、取材という名の捜査をし事件を解決していく。
引用元:ミステリーチャンネル
テレビドラマシリーズ『赤い霊柩車』は、放送開始から約30年続いた2時間ドラマの人気シリーズです。
片平なぎささんは京都で葬儀社を営む主人公・石原 明子を演じています。
彼女のライフワークとも呼べる作品だっただけに、番組終了の際には複雑な思いもあったようです。
でも、長年、愛してくださった視聴者の皆さんのイメージを壊してはいけませんし、「ここまでよく頑張った」と。最後まで(主要キャストが)誰一人欠けることなく、元気で完走できたのは、何よりもうれしいですね。
引用元:めざましメディア
テレビドラマ『39歳の秋』では、同じ年齢の役を演じるという珍しい経験をしました。
片平なぎささんは、自身の年齢の重ね方について、インタビューで語ったことがあります。
男性でも女性でも、人間としての可愛げって大事だと思っていて、それは狩矢警部役の若林豪さんを見ていると、すごくそう感じるんです。狩矢警部はダンディで二枚目だけれど、素の若林さんはお茶目でとても可愛らしい方。あんなふうに年齢を重ねていきたいです。
引用元:めざましメディア
同じ役を魅力的に演じるために、理想的な年齢の重ね方を追い求めていることがうかがえますね。

「2時間ドラマの女王」と呼ばれた30代だったんだね!
片平なぎささんファンに聞いた、片平なぎささんの30代で印象に残っている出来事


「新婚さんいらっしゃい!」の4代目アシスタントを務める。私が見ていた頃には既に山瀬まみさんにバトンタッチされていたので、片平さんがアシスタントを務めていたことを全く知らなかったから。(20代女性)

32歳の時に「赤い霊柩車シリーズ」で石原明子の役で出演されました。人気シリーズで長く演じられていて、はまり役でぴったりでした。(40代女性)

39歳の秋で主演を果たした姿が印象的ですね。彼女は今までバイプレイヤーのイメージがあったのですごく新鮮な感じで面白いドラマでした。(30代男性)
40代
片平なぎささんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2000年(41歳):『変装婦警の事件簿』シリーズにて、主演を務める
- 2006年(47歳):映画『トリック劇場版2』に出演し、話題になる
- 2006年(47歳):映画『嫌われ松子の一生』に本人役で出演する
テレビドラマシリーズ『変装婦警の事件簿』では、変装して潜入捜査を行う主人公・長田 真理を演じています。
正義感の強い女性を数多く演じてきた片平なぎささんだからこそ、視聴者にも好評だったのではないでしょうか。
映画『トリック劇場版2』では、主人公たちに対峙する霊能力者・筐神 佐和子を演じました。
物理学者の上田と奇術師・奈緒子は、ある青年の頼みで筐神島に降り立った。10年前に、この島を支配する霊能力者・筐神佐和子に連れ去られた幼なじみを連れ戻してくれというのだが…。
引用元:映画ナタリー
『スチュワーデス物語』での口で手袋を外すという演技を披露したことで、話題になりました。
片平なぎささんは、映画『嫌われ松子の一生』で本人役で出演し、注目されました。
「告白」の異才、中島哲也監督が中谷美紀を主演に迎えた話題作。ある女性が不器用がゆえ次々と転落していった人生を同監督らしくポップ&スタイリッシュに描いたコメディ。
引用元:wowow
テレビドラマで犯人を追い詰めている姿で登場し、作品のメタ的な演出をする役割を担っています。
人気・知名度ともに文句なしの片平なぎささんだからこそ、オファーされた作品もあったようですね。

40代の出演作品は、一風変わったものも多かったみたい。
片平なぎささんファンに聞いた、片平なぎささんの40代で印象に残っている出来事


多くの2時間ドラマで主演を務める。片平さん主演のサスペンスドラマは度々再放送されるので、小さい頃からよく見てきたから。(20代女性)

43歳の時には「ハマの静香は事件がお好き」のドラマにも出演しこちらもシリーズになってます。2時間ドラマの女王と言われて、演技派だからできたと言えます。(40代女性)

逃亡者という江口洋介さんのドラマに出ていた姿がとても印象的です。このドラマは本当に豪華キャストで手に汗握る感じが最高でした。(30代男性)
片平なぎさの若い頃の髪型はウェーブがかったミディアムヘア!

片平なぎささんの若い頃の髪型といえば、ウェーブがかったミディアムヘアの髪型を思い出す方も多いのではないでしょうか。
テレビ見てたら片平なぎさが出てきて、お母さんが「私若い頃この人に似てるって言われたことある」って言ってたから画像検索してみたらほんとに似ててうけた 当方若い頃のお母さんのオタクなので… pic.twitter.com/FySW1T6yrj
— ののか (@etc_cf) October 8, 2019
丸みを帯びたシルエットをした髪型は、少女らしさを引き出していますよね。
アイドルの定番ともいえる髪型で、当時は真似をしていた女性も多かったのではないでしょうか。

現在でも若い頃の髪型に近いことが多いよね。
まとめ

今回は、片平なぎささんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。

年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。