俳優として活躍する古谷一行さん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、古谷一行さんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
古谷一行のデビューのきっかけや時期は?

古谷一行さんの俳優としてのデビューのきっかけは、大学在学中に劇団「俳優座養成所」に第16期生として入所したことです。
中央大学法学部で弁護士を目指していましたが、演劇に興味を持ち、1964年に養成所へ入所しました。
その後、1967年に「俳優座」の正式な座員となり、1969年には映画『新選組』でスクリーンデビューを果たしました。

大学在学中に演技の道に進むことを決めたのですね!
古谷一行の幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り

古谷一行さんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
古谷一行さんは1944年1月2日に生まれ、出身は東京都台東区です。写真館を営む家庭の長男として育ちました。
豊島区で育ち、東京都立板橋高等学校を卒業後、中央大学法学部に進学し弁護士を目指していましたが、大学在学中に俳優座養成所に入所し、俳優としての道を歩み始めました。
古谷さんは東京生まれ・東京育ちであり、戦後の高度経済成長期の時代背景が彼の人格形成にも影響を与えたようです。

都会的な環境で育ったそうです!
10代
古谷一行さんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1956年(12歳):豊島区立高田中学校入学
- 1959年(15歳):東京都立板橋高等学校に入学
- 1962年(18歳):10代の頃の代表的なできごとを時代が古い順に一行で書く
古谷一行さんは、地元の豊島区立高田中学校に入学しました。現在は豊島区立千登橋中学校になっています。
古谷さんの中学時代の具体的なエピソードは少ないものの、弁護士を目指していたことから、当時から学業に励む学生だったと推測されています。
出身高校は東京都立板橋高等学校です。
この高校は1922年に開校した都立共学校で、古谷さんが在籍していた頃は都立の上位の進学校として知られていました。
中央大学法学部に進学しました。中央大学法学部は偏差値65の難関校であり、弁護士を目指して法学を学んでいました。
20歳の時に俳優座養成所に入所し、23歳で正式に俳優座に入団し、本格的な活動を開始しました。
ずっと勉学に励んだ学生生活だったため、俳優座養成所に入所する際は家族に大反対されました。

役者を目指すようになったきっかけが気になります!
古谷一行さんファンに聞いた、古谷一行さんの10代で印象に残っている出来事


中央大学法学部へ入学したことです。俳優としてのイメージが強かったので、てっきり高校卒業後は芸能活動を始めていたのかと思っていました。実際は難関大学へ進んでいたことに驚きました。(50代男性)

中央大学に入ったということが印象的ですね。やっぱりそれなりに頭が良かったということを知って意外性を感じましたね。(30代男性)

中央大学法学部に入学。中央大学の法学部はめちゃくちゃ難しく、かなり頭が良い方なんだろうなと思ったから。(20代女性)
20代
古谷一行さんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1969年(25歳):映画『新撰組』でスクリーンデビュー
- 1970年(26歳):NHK朝ドラ『虹』
- 1972年(28歳):NHK大河ドラマ『新・平家物語』に出演
養成所卒業後、23歳で正式に俳優座に所属し、舞台を中心に演技経験を積んだ後、25歳の時に映画『新撰組』でスクリーンデビューしました。
その後も新選組を題材にした複数の作品に出演しています。
古谷一行さんは、1970年から1971年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『虹』に出演し、テレビドラマデビューを果たました。
この作品は戦中・戦後を舞台に、大学講師の妻が病弱な夫や義父母、4人の子供を支えながら生き抜く姿を描いたドラマです。彼は三谷家の長男・晃役を演じ、さわやかな青年として登場しました。
この頃から若手俳優として注目され始めます。
テレビドラマはNHKの連続テレビ小説『虹』が初出演だった。戦中戦後を妻として母として嫁として明るく生きたヒロイン三谷かな子(南田洋子)の生涯を描いた朝ドラで、古谷さんは三谷家の長男・晃役で出演。さわやかな青年を演じた。
引用元:NHKアーカイブス
1972年放送のNHK大河ドラマ「新・平家物語」で平経盛を演じました。
この作品では、平家一門の繁栄とその後の没落が描かれており、彼が演じた平経盛は、平清盛の弟として重要な役割を果たす役どころだったため、さらに知名度を上げました。
古谷一行さんの20代は、前半で俳優としての基盤を築き、その後の活躍の礎となる実力と人気を、この時期に確立しています。

朝ドラと大河ドラマに立て続けに出演するなんてすごい!
古谷一行さんファンに聞いた、古谷一行さんの20代で印象に残っている出来事


映画「新選組」に出演されたことです。これが初の映画出演となりますし、映画俳優古谷一行さんの原点的な作品なので印象に残りました。(50代男性)

朝ドラ虹での芝居が本当に魅力的です。やっぱり昔の朝ドラには独特の空気感が孕んでいるのでそこがとても良かったです。(30代男性)

大学在学中に俳優座の養成所に通う。仲代達矢さんや市原悦子さんなど数多くのビッグネームな方々が在籍していたこともあり日本でもかなり有名な劇団だから。(20代女性)
30代
古谷一行さんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1977年(33歳):テレビドラマ「横溝正史シリーズ」で主演を演じる
- 1979年(35歳):息子が誕生
- 1983年(39歳):テレビドラマ『金曜日の妻たちへ』に出演
古谷一行さんが主演を務めた「横溝正史シリーズ」は、1977年から放送されたテレビドラマで、横溝正史の推理小説を原作とした作品群です。私立探偵・金田一耕助役を演じ、シリーズ全体で高い人気を博しました。
初めて金田一耕助役演じたのは「犬神家の一族」で、この作品はシリーズの第一弾となり、最高視聴率41.5%を記録した人気シリーズとなりました。
古谷一行さんは、1973年に一般女性と結婚しており、1979年、35歳の時に息子である降谷建志さんが誕生しています。降谷建志さんはロックバンド「Dragon Ash」のボーカルで、親の七光りに頼りたくないと名字を『降谷』と一字漢字を変えて活動しています。
『金曜日の妻たちへ』は、1983年にTBSで放送されたドラマで、古谷一行さんが主演の一人として出演しました。
このドラマは、鎌田敏夫の脚本によるヒット作で、「金妻(キンツマ)」という流行語を生み出し、「金妻シンドローム」と呼ばれる社会現象を引き起こしました。
30代は、深みと躍動感を持った演技が評価されていました。常に役柄ごとに表現方法を試行錯誤し、成長し続けたようです。

公私ともに充実していました!
古谷一行さんファンに聞いた、古谷一行さんの30代で印象に残っている出来事


横溝正史シリーズ・名探偵金田一耕助シリーズに出演し、主役の金田一耕助役を演じたことです。今でも金田一耕助=古谷さんがベスト!との声もありますし、印象に残りましつぁ。(50代男性)

鬼平犯科帳での芝居が本当に格好良かったですね。やっぱり鬼平の無骨な雰囲気が古谷一行さんと雰囲気とすごくマッチしていましたね。(30代男性)

息子の降谷建志さんが誕生。片や硬派な俳優さんとして片やロックミュージシャンとして活躍されているので、お二人が親子だと知ったときの衝撃が大きかったから。(20代女性)
40代
古谷一行さんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1980~90年(40歳):テレビドラマ「混浴露天風呂連続殺人」シリーズに出演
- 1990年(46歳):2時間ドラマ『手塚治虫物語 いとしき生命のために』に出演
- 1993年(49歳):『松本清張スペシャル 影の地帯』に出演
古谷一行さんが主演した「混浴露天風呂連続殺人」シリーズは、1980年代から1990年代にかけて制作された日本のテレビドラマシリーズです。
このシリーズは、温泉地を舞台にしたミステリー作品で、毎回異なる事件が展開される形式で人気を博しました。
1990年に日本テレビ系列で放送された2時間ドラマ『手塚治虫物語 いとしき生命のために』で主演を務めました。
この作品は、漫画家・アニメ監督として知られる手塚治虫の生涯を描いた人間ドラマです。
劇中では『ジャングル大帝』や『鉄腕アトム』などのキャラクターがアニメ合成で登場し、物語に絡む演出がされています。
1993年4月27日に日本テレビ系列で放送された『松本清張スペシャル 影の地帯』では、主人公・田代利介(フリーカメラマン)を演じました。
このドラマは火曜サスペンス劇場枠で放送され、視聴率は21.0%を記録しました。
この時期、多くのサスペンスドラマや社会派作品で主演を務め、渋い低音ボイスと存在感で幅広い支持を集めました。

確かな実力で主演を務めていたのですね!
古谷一行さんファンに聞いた、古谷一行さんの40代で印象に残っている出来事


『松本清張スペシャル・わるいやつら』で主演したことです。ここ松本清張スペシャルシリーズで主演することになりましたし、印象に残りました。(50代男性)

手塚治虫役をしたというのが意外でした。あんな大先生を演じるというのはかなり難しかったと思いますが古谷さんのスキルだったらできそうですね。(30代男性)

ドラマ「混浴露天風呂連続殺人」シリーズがスタート。古谷さんに硬派なイメージを抱くのはサスペンスものにたくさん出演されていたことも影響していると思うから。(20代女性)
古谷一行の若い頃の髪型は黒髪のロングスタイル

古谷一行さんの若い頃の髪型といえば、黒髪のロングスタイルを思い出す方も多いのではないでしょうか。
この髪型は、当時とても人気があり、彼のトレードマークの一つとも言えました。
特に金田一耕助の役時のこのヘアスタイルは、知的でミステリアスな雰囲気が探偵役とマッチしていたため、「探偵=ロングヘア」というイメージを持つ人も多かったそうです。
1970~80年代は男性の長髪スタイルが流行していたこともあり、女性ファンからの支持も高かったようです。

セクシーかつ品のある印象を与えていました!
まとめ

今回は、古谷一行さんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。

年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。