俳優やプロデューサーとして活躍したブルースウィリスさん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、ブルースウィリスさんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
ブルースウィリスのデビューのきっかけや時期は?

10代で俳優の道を志したブルースウィルスさんはモントクレア州立大学で演技を学びます。しかし大学3年で中退を決意し、カフェやバーで働きながら数え切れないほどのオーディションを受け続け、オフ・ブロードウェイの 「Heaven and Earth」 でデビューを果たしました。そして1985年にコメディドラマ「こちらブールームーン探偵社」のオーデションで3000人の中からメインキャストに抜擢され、一躍注目を集めました。

数々のオーディションに挑戦していたんだね!
ブルースウィリスの幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り

ブルースウィリスさんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
ブルースウィルスさんは1955年3月19日、アメリカ人の父とドイツ人の母のもと旧西ドイツに生まれアメリカで育ちます。本名はウォルター・ブルース・ウィリスさんといいます。子供時代は、言葉が円滑に話せない「吃音症」に悩まされていたといいますが、中学生の頃、舞台に立ち、セリフを話すときは吃音の症状が治まったことがきっかけで俳優を生涯の仕事にしたいと感じたそうです。
数々の映画で俳優として活躍したブルースさんですが、吃音症に悩んでいたのは意外でしたね。俳優は天職だったのかもしれません。

舞台に立とうという勇気も素晴らしいね!
10代
ブルースウィリスさんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1968年(13歳):演劇に参加、吃音が消える
- 1970年(15歳):ペンス・グローヴ高等学校に進学
- 1973年(18歳):原子力発電所で警備員として勤務
1968年、中学2年生の時演劇に参加します。そして舞台に上がり、本当の自分とは異なる役を演じるとそれまで悩んできた吃音が消えることに気づきました。それから演技が大好きになったといいます。
中学2年生のときだったと思います。舞台に上がると、奇跡が起こりました。吃音が消えたのです。ですが舞台を降りると、また吃音が戻ってくるのです。そこで、「本当の自分とは異なる役を演じると吃音が消える」と気づいた私は、演技が大好きになりました。
引用元:yahooニュース
1970年、ペンス・グローヴ高等学校に進学します。高校では演劇部に所属し、生徒会長も務めていたといいます。積極的に人前に出ていたことが伝わりますね。リーダーシップも持ち合わせていたのかもしれません。
1973年、高校卒業後、セイラム原子力発電所で警備員として勤務します。演劇の世界に魅了されていたものの、すぐに演技の道へ進んだわけではなく、その後も化学会社に勤務したり私立探偵として働くなど職を転々としていました。
自身のコンプレックスと向き合いながら、演技という道を見つけた10代のブルースウィルスさん。演技との出会いは運命だったのではないでしょうか。

若くして自分の道を決めていたのかも!
ブルースウィリスさんファンに聞いた、ブルースウィリスさんの10代で印象に残っている出来事


高校時代に吃音に悩んでいたことが印象的でした。その後、克服もしているので、多くの吃音症の人に勇気を与えていると思うからです。(30代女性)

原子力発電所の警備員として働いていたということを聞いてびっくりしました。俳優としての一面しか見ていなかったので意外です。(30代男性)

高校に通っていたころ吃音に悩まされていたそうですが、ステージで演じ続けることでそれは解消されました。高校では演劇部に所属し、生徒会長も務められたそうで、俳優の基本は出来ていたのかなと思います。(40代女性)
20代
ブルースウィリスさんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1980年(25歳):映画「第一の大罪」でスクリーンデビュー
- 1982年(27歳):映画「評決」に出演
- 1984年(29歳):舞台「フール・フォア・ラヴ」で主演を務める
1980年。映画「第一の大罪」でスクリーンデビューを果たします。役名はなく、エキストラでの出演でした。とはいえ、舞台で経験を積み数々のオーディションを受け続けていたブルースウィルスさんにとって念願の映画デビューだったのではないでしょうか。
1982年、映画「評決」に出演します。本作は医療過誤訴訟を題材にした法廷もののアメリカ映画で、裁判の傍聴人役として出演しました。この映画でもクレジット表記はなくエキストラとしての出演だったと考えられます。
1984年、エド・ハリスさんの代役としてサム・シェパード作の舞台「フール・フォア・ラヴ」で主演を務めます。これがエージェントの目にとまり、のちのドラマ出演に繋がったといいます。
数多くのオーディションを受けながら小さな役を徐々につかんでいった20代のブルースウィルスさん。舞台経験も積み、演技の基礎を磨いていた時期だったのかもしれません。

大スターもエキストラをしていた時期があったんだね!
ブルースウィリスさんファンに聞いた、ブルースウィリスさんの20代で印象に残っている出来事


テレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』に出演したことが印象的でした。最初はテレビデビューだったことを知らなかったので、新鮮に感じたからです。(30代女性)

私立探偵から俳優の道へ進んだというのがすごいですね。売れるという確証もないのにこの世界に飛び込むなんて本当にすごいと思います。(30代男性)

1984年の29歳の時に「特捜刑事マイアミ・バイス」の「地対空ミサイル強奪!武器密輸ルートを追え」に出演されました。これがきっかけで俳優としての道がはじまったようです。(40代女性)
30代
ブルースウィリスさんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1985年(30歳):ドラマ「こちらブルームーン探偵社」に出演
- 1987年(32歳):女優デミ・ムーアさんと結婚
- 1988年(33歳):映画「ダイハード」で主演を務める
1985年、ドラマ「こちらブルームーン探偵社」に出演します。オーディションで3000人の候補者の中から選ばれ、コメディ俳優として一躍世間の人気を集めました。コメディのイメージはなかったという方も多いのではないでしょうか。また本作ではエミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しています。
1987年、女優デミ・ムーアさんと結婚します。結婚後3人の娘が生まれていますが、2000年に離婚。しかし、離婚後もお互いの再婚の際には結婚式に招待するなど、良好な関係を築いているようです。
1988年、映画「ダイハード」で主演を務めます。「ダイハード」は1億4千万ドルの興行収入を上げる大ヒットを記録し、ブルースウィルスさんを一気に映画スターの座に押し上げた代表作となりました。
「ダイハード」鑑賞🧸
— きゅーり (@7DN8bQZpzGUJ9J8) December 13, 2024
靴さえ履いてれば…
ハゲたブルース・ウィルスは渋くて好きだけど髪のあるブルース・ウィルスもセクシーで好き。
リムジンの兄ちゃんやジョンと即席バディとなるパウエル、ドウェインとかいうイカつい名前のくせに無能な刑事など脇役も魅力的。
随所で聞こえる鈴の音も良い。 pic.twitter.com/qk3DoVlcp4
ドラマ出演で俳優としての地位を確立するや否や、大ヒット作「ダイハード」の主演を務め誰もが知る映画スターとなった30代のブルースウィルスさん。躍進はその後も続きます。

コメディからアクションまでこなす名優だよね!
ブルースウィリスさんファンに聞いた、ブルースウィリスさんの30代で印象に残っている出来事


映画『ダイ・ハード』で主演を演じたのが印象に残っています。この映画こそが、彼の1番の有名作だと思うからです。(30代女性)

ダイハードでスターダムに駆け上がる姿が印象的です。やっぱり彼の代表作はこれしかありませんよね。昔から大好きでした。(30代男性)

1988年、33歳の時に「ダイ・ハード」に出演し映画は大ヒットしスターとなります。殆どスタントなしで演じられたそうで、迫真の演技で見ていてドキドキでした。(40代女性)
40代
ブルースウィリスさんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1997年(42歳):映画「フィフス・エレメント」で主演を務める
- 1998年(43歳):映画「アルマゲドン」で主演を務める
- 1999年(44歳):映画「シックス・センス」で主演を務める
1997年、映画「フィフス・エレメント」で主演を務めます。本作は23世紀を舞台に描くSFアクション映画で、ブルースウィルスさんは謎の美女と共に地球を救う、元軍人のタクシー運転手・コーベンを演じました。映画のオファーを受けた理由についてリュック・ベッソン監督やストーリーに好感を持ったことなどを語っています。
その後、ブルースは「リュックのことが好きになったし、ストーリーも気に入ったし、フランスに行って映画を撮るのも楽しそうだと思った」とオファーを引き受けた。
引用元:VOGUE JAPAN
1998年、映画「アルマゲドン」で主演を務めます。本作はマイケル・ベイ監督のSF映画で、ブルースウィルスさんは主役であるハリー・S・スタンパーを演じています。日本でも興行収入135億円を記録する大ヒット映画となりました。映画のシーンと共にエアロスミスの主題歌が印象に残っているという方も多いのではないでしょうか。
1999年、映画「シックス・センス」で主演を務めます。死者が見えるという第6感に苦しむ少年と、彼に寄り添う精神科医との物語で、ブルースウィルスさんは精神科医マルコム・クロウを演じました。本作は、アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞にノミネートされています。
数多くの映画で主演を務め大ヒット作を生み出してきたブルースウィルスさん。アクションからコメディ、繊細な演技までマルチにこなす才能は唯一無二ですね。

人間味あふれる演技が魅力だよね!
ブルースウィリスさんファンに聞いた、ブルースウィリスさんの40代で印象に残っている出来事


映画『隣のヒットマン』の主演が印象的でした。殺し屋の役がとてもカッコよくて、見応えがあったからです。(30代女性)

アルマゲドンでの演技がとても良かったです。主題歌も本当にマッチしていてみていてかなり胸がワクワクしましたね。(30代男性)

1998年の43歳の時に演じた「アルマゲドン」が世界的に大ヒット、1999年には「シックス・センス」でも演技を評価されてます。「アルマゲドン」はラストが衝撃的で泣けました。(40代女性)
ブルースウィリスの若い頃の髪型は前髪を立ち上げたショートスタイル

ブルースウィリスさんの若い頃の髪型といえば、前髪を立ち上げたショートスタイルを思い出す方も多いのではないでしょうか。
「こちらブルームーン探偵社」(1985年~1989年)大好きなテレビドラマでした!ブルース・ウィルスも良かったけど、やっぱり主演のシビル・シェパードさん綺麗だったな~50話すべてDVDほしい!ヾ(≧▽≦)ノ pic.twitter.com/eS4ymOGXKr
— 紅はこべ (@ctrnke363) September 14, 2021
スキンヘッドのイメージが強いブルースウィルスさんですが、若い頃は髪を伸ばし軽くセットしていたようですね。
ブルースウィルスさんが30歳前後だった1980年代は髪をオールバックで固めたビジネスマンスタイルがアメリカで流行していたといいます。しかし当時のブルースウィルスさんは役柄に合わせラフなスタイリングをしていたのではないでしょうか。

どんなヘアスタイルもかっこいいね!
まとめ

今回は、ブルースウィリスさんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。

年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
ブルースウィルスさんは2022年3月30日、失語症を理由に俳優を引退することを発表しました。彼の演技が見られなくなることは残念ですが、その活躍は世界中のファンの心に残ると思います。