俳優として活躍する田中哲司さん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、田中哲司さんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
田中哲司のデビューのきっかけや時期は？
田中哲司さんが俳優としてデビューするきっかけは、日本大学芸術学部演劇学科で演劇の道を志したことにあります。
20代の間に中小劇団で芝居を続ける日々を送り、1995年、蜷川幸雄演出の舞台『ハムレット』で俳優として初舞台を踏みました。
その後、舞台を中心に活動しながらテレビドラマや映画にも出演を開始。2000年公開の映画『ひまわり』で本格的なスクリーンデビューを果たしました。
日本大学芸術学部出身。95年、蜷川幸雄演出「ハムレット」で初舞台を踏む。その後も蜷川作品をはじめ、鈴木勝秀、岩松了、野田秀樹、長塚圭史らの舞台に多数出演する。
引用元：映画.com
ねこ太郎専門学校に進学するも中退し、浪人して大学に進学したそうです！
田中哲司の幼少期は？若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り
田中哲司さんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
田中哲司さんは1966年2月18日に三重県鈴鹿市で生まれ、3人きょうだいの末っ子として育ちました。
おとなしく内気な性格で、絵を描くのが好きな子供でした。
両親は造園業と養鶏業を兼業しており、毎朝養鶏場で卵を採り、卵かけご飯を食べる生活を送っていたそうです。
一人遊びが得意で、小説を読んだり絵を描いたりすることに夢中だったそうで、この時に培われた感受性や創造力が、後に俳優としての道を歩むきっかけとなった可能性があります。
ねこ太郎自然豊かな環境で育ったそうです！
10代
田中哲司さんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1981年（15歳）：三重県にある海星高校に入学
- 1981年（15歳）：全校生徒によるボイコットがおきる
- 1984年（18歳）：音楽系専門学校に進学
田中哲司さんは、1981年4月に三重県四日市市にある海星高等学校に入学しました。
海星高校は当時男子校で、厳しい校則が特徴のカトリック系ミッションスクールでした。
田中さんはこの高校を滑り止めとして受験し、合格したため進学を決めたとされています。
田中哲司さんが高校1年生の時、全校生徒による授業ボイコットが起きました。
この抗議活動は、校則の一部である「刈り上げ」と「学帽」の廃止を求めたもので、新聞にも取り上げられるほど注目を集めた事件でした。
この出来事は、田中さんの高校時代を象徴するエピソードの一つとされています。
全校生徒が結束して授業をボイコットしたという、新聞沙汰にもなった伝説的事件も、田中さんが高校１年に在学していた当時のできごとでした。
「刈り上げをやめさしたボイコットね。学帽もやめさしたんやっけ…。上の学年の人らがやるって言って。エンリケ・リベロ神父さんだったね、校長は。」
引用元：kaiseiob.com
高校卒業後、音楽系の専門学校に進学しましたが、1年で中退。
その後1年間浪人生活を送り、日本大学芸術学部演劇学科に進学。
大学では演劇を専攻し、小林薫さんに憧れて俳優を志しました。
10代の頃の経験は、田中さんの人格形成に大きく影響を与え、高校時代を「最も影響力が大きかった時期」と振り返っています。
ねこ太郎テレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』を見て小林薫さんに憧れたそうです！
田中哲司さんファンに聞いた、田中哲司さんの10代で印象に残っている出来事
音響系の専門学校に進学するも、1年で辞めてしまったことです。バイト先の大学生達が楽しそうという理由で辞めてしまったというその動機に驚きました。（50代男性）
高校生の頃に、全員で授業をボイコットしたというエピソードが印象的でした。全校生徒で結束して新聞にも載ったようだからです。（30代女性）
音響系の専門学校に進んだというのが意外でしたね。昔から役者の道を志していたとばかりに思っていました。（30代男性）
20代
田中哲司さんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1990年（24歳）：日本大学芸術学部演劇学科を卒業
- 1990年（24歳）：劇団「クレイジーパワーロマンティスト」に所属
- 1995年（29歳）：20代の頃の代表的なできごとを時代が古い順に一行で書く
大学時代の演劇への取り組みは、卒業間際まで熱心ではなかったものの、演劇の授業で先生に褒められた経験が自信につながり、徐々に俳優としての道を歩み始めたようです。
この経験が彼の演技力を磨く基盤となりました。
田中哲司さんは、日本大学芸術学部の卒業生たちで結成された劇団「クレイジーパワーロマンティスト」に所属していました。
劇団ではさまざまな舞台公演に出演し、演技力を磨きました。
この経験が、後の俳優としてのキャリア形成に大きな影響を与えたと考えられます。
また、劇団活動を通じて、舞台俳優としての基礎だけでなく、人脈や経験も築いたことが伺えます。
クレイジーパワーロマンチスト 旗揚げ公演
「誰よりも素敵なカーニバル達に」
作・演出 板坂尚
１９８９/３／２～３／５
於 池袋シアターグリーン■出演
田中哲司、東地宏樹、中嶌聡、武田義晴
金田智行、宮本裕子
1995年に蜷川幸雄が演出した舞台「ハムレット」で初舞台を踏み、俳優としてのキャリアをスタートさせました。
この『ハムレット』への出演は、彼の演技力が開花する契機となり、その後も著名な演出家による舞台で活躍するきっかけになりました。
田中哲司さんの20代は、試行錯誤しながら俳優としての基盤を築いた重要な時期だったといえます。
ねこ太郎大学で専門的に演技を学び、その後も着実に実力をつけていったのですね！
田中哲司さんファンに聞いた、田中哲司さんの20代で印象に残っている出来事
舞台「ハムレット」に出演したことです。これが田中さんにとっての初舞台になりますし、役者人生のスタート地点でもあるので印象に残りました。（50代男性）
日本大学藝術学部演劇学科を卒業したことが印象的でした。大学の頃から演技の勉強をしていたことが分かったからです。（30代女性）
舞台を中心に活躍していたことが印象的ですね。やっぱり昔から芝居は上手かったということを聞いて納得しましたね。（30代男性）
30代
田中哲司さんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1997年（31歳）：テレビドラマデビュー
- 2004年（38歳）：映画『海猿』に出演
- 2005年（39歳）：舞台『城（Das Schloss）』で主演を務める
1997年4月11日に放送されたフジテレビの2時間ドラマ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車7 双子の棺」に出演し、テレビドラマデビューしました。
映画『海猿』シリーズで、厳格な二等海上保安正であり、潜水士候補生たちに対して厳しい指導を行う板東教官を演じました。
教官として候補生たちに規律や責任感を叩き込む姿が印象的で、作品の緊張感を高める役割を果たしました。
2005年には新国立劇場で上演されたフランツ・カフカ原作の舞台『城（Das Schloss）』で主演を務め、高い評価を受けました。
この作品では、主人公Kを演じ、謎めいた物語の中で強い存在感を示しました。
この舞台は田中哲司さんにとって代表的な主演作の一つとなっています。
30代半ば頃にテレビドラマや映画への出演が増え始め、「役者としての振れ幅」を広げる努力を続けていました。
この時期はまだ大きなブレイクには至っていませんが、徐々に知名度を上げていく過程でした。
ねこ太郎新国立劇場での舞台で主演を演じるのはすごい！
田中哲司さんファンに聞いた、田中哲司さんの30代で印象に残っている出来事
映画「CURE」に出演したことです。ここからいろんな映画に出演するようになりましたし、映画俳優の第一歩となったので印象に残りました。（50代女男性）
ドラマ「顔」の出演が印象的でした。このドラマは仲間由紀恵さんが主演だったので、運命的にも思えたからです。（30代女性）
テレビドラマでバイプレイヤーになった姿がとても印象深いですね。本当にドラマのテイストを邪魔しない雰囲気は流石ですね。（30代男性）
40代
田中哲司さんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2011年（45歳）：舞台「浮標」に出演
- 2014年（48歳）：女優の仲間由紀恵さんと結婚
- 2014年（49歳）：朝日ドラマ「緊急取調室」に出演
2011年から3度上演された長塚圭史氏演出の舞台「浮標」に出演。この舞台で難易度の高い役を演じたことで、役者として大きな成長を遂げたと語っています。
2014年に女優・仲間由紀恵さんと結婚。2018年には双子の男児が誕生し、私生活でも充実した時間を過ごしました。
テレビ朝日系列の大ヒットドラマ『緊急取調室』（通称「キントリ」）に出演しました。
田中哲司さんはシリーズを通して梶山勝利役を演じており、その存在感と味のある演技が視聴者からも評価されています。
40代を通じて演劇や映像作品でキャリアを重ねるとともに、私生活では家庭を築き、公私ともに充実した時期を過ごしていました。
ねこ太郎仲間由紀恵さんとの年の差婚には驚きました！
田中哲司さんファンに聞いた、田中哲司さんの40代で印象に残っている出来事
テレビアニメ「ミチコとハッチン」のリコ役をつとめたことです。これまで役者関連の活動をしていたのに、声優もするのかと驚きました。（50代男性）
女優の仲間由紀恵さんと結婚されたことが印象的でした。ビッグカップルの誕生だったので、ニュースになっていたのを覚えているからです。（30代女性）
仲間由紀恵さんと結婚したということが衝撃的でしたね。二人ともお似合いで本当に素晴らしいご夫婦だと思いますね。（30代男性）
田中哲司の若い頃の髪型は黒髪でボリュームのあるヘアスタイル
田中哲司さんの若い頃の髪型といえば、黒髪で少しウェーブのかかった髪型を思い出す方も多いのではないでしょうか。
役柄に応じてさまざまなヘアスタイルを取り入れてきましたが、その中でも自然な黒髪で少し長めのヘアスタイルが田中哲司のルックスと個性を際立たせていると人気だったようです。
ねこ太郎綺麗な黒髪とほどよいボリュームが良い！
まとめ
今回は、田中哲司さんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。
ねこ太郎年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね！
これからの活動も頑張ってほしいと思います。