俳優として活躍する阿部寛さん。
若い頃どんな風貌だったのかや、年代ごとにどんなできごとがあったのか気になるかたも多いと思います。
さっそく、阿部寛さんの若い頃の写真やできごと、デビューのきっかけを年代順に振り返ってみましょう。
阿部寛のデビューのきっかけや時期は?
阿部寛さんは、姉に勧められて応募した「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝したことがデビューのきっかけでした。
このコンテストでの成功を機に、1983年にモデルとしてデビューし、ファッション誌『メンズノンノ』で人気を博しました。当時、中央大学理工学部に在学中。優勝賞品の車が欲しくて、応募に同意したようです。
また、「この世界に入るとき、父親に相談したら、僕が三人兄弟で末っ子なので『失敗してもいいから、とりあえずやってみろ』と言われた」と語っており、背中を押してくれた父親に感謝をすています。
その後、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビューを果たしました。決してすぐに人気俳優となったわけでなく、仕事もなくて借金を抱えるほど、苦しい時代もあったそうです。
今の阿部寛さんからは、想像できないなあ!
阿部寛の幼少期は?若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返り
阿部寛さんの幼少期のエピソードや、若い頃の活躍やできごとを年代順に振り返っていきます。
幼少期
阿部寛さんは1964年6月22日に東京都で生まれ、3人兄弟の末っ子として横浜市で育ちました。比較的穏やかな家庭で育ち、兄弟仲も良かったようです。
幼少期は活発で好奇心旺盛でした。家にはたくさんの図鑑があり、それをじっくり眺めるのが大好きだったそうです。
小学生になると負けず嫌いな性格が表れ、何事も一番を目指すように。特に速く走ることに熱心で、自分なりに研究を重ねた結果、学年で一番の俊足を誇るようになりました。
高身長が強いイメージの阿部寛さんですが、幼いころから背が高かったわけではなく、中学生の時から徐々に伸び続け、27歳の時に189㎝でとまっています。さらに父親の身長は156㎝と聞いてびっくりしました。本人は、伸び続ける身長に恐怖を感じていた日々もあったようですよ。
今となっては、日本人離れした見事なスタイルが阿部寛さんの素晴らしい象徴ですね。
高身長でも威圧感もなく、笑顔も素敵な方だね!
10代
阿部寛さんが10代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1977年(12歳):横浜市立松本中学校に入学
- 1980年(16歳):神奈川県立白山高等学校に入学
- 1983年(19歳):中央大学理工学部に入学するために猛勉強
中学2年生の時、小学校時代かけっこのライバルだった子から頼まれた応援演説が全校生徒に大ウケし、その相手は生徒会長選挙で当選しました。しかし、なぜウケたのかは阿部寛さんにも分からないそうです。中学3年くらいから身長が伸び始める。
高校では、陸上部に所属し、短距離走200mの選手として部活漬けの毎日でした。
白山高校は大学進学率があまり高くないですが、大学進学に向けて猛勉強をして、一浪ののち進学しています。
幼いころから一度やると決めたからには、最後まで成し遂げる力を持った方だったんですね。なぜウケたかわからないというおちゃめな一面もまた、魅力のひとつだと思います。
大学受験=あの名作ドラマを思い出しちゃう!
阿部寛さんファンに聞いた、阿部寛さんの10代で印象に残っている出来事
10代の頃、一浪して中央大学に合格したということを聞いて驚きましたね。すぐにモデル活動を始めたものだとばかり思っていたので結構勉強熱心だったと知りびっくりしました。(30代男性)
バスケの名門である花園高校に入学し、バスケットボール部に所属。スタイルはいいもののスポーツのイメージが無かったため驚いた。(20女性)
理系男子で家族と同じエンジニアになろうとしていた。意外とワイルド系ではなくクールな感じ。私が文系なので私にはない力があり憧れるからです。(30代男性)
20代
阿部寛さんが20代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1985年(21歳):「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募し、優勝
- 1987年(23歳):映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー
- 1988年(24歳):アイドルとしてCD デビュー
今でこそローマ人と言われてはいるけど、MEN'S NON-NOの表紙飾りまくってた20代の阿部寛マジでイケメンだからね?ヤバくない? pic.twitter.com/9DOJPAzT55
— ENTETU (@ENTETU4) September 1, 2023
ノンノボーイフレンド優勝をきっかけにモデルデビュー。カリスマモデルとして活躍していました。
映画で俳優デビューした阿部寛さん。大ファンだった南野陽子さんと共演できると聞いて出演したそうです。
CDデビュー作『ABE』を発表し、歌手としても活動しています。松本隆や財津和夫といった作家陣が参加しており、柔かで温かなヴォーカルでファンを魅了しました。
モデルや俳優、歌手としても活動し、様々なファンを魅了している阿部寛さん。現在は俳優でたくさんの軌跡を残していますが、過去から現在まで影では並々ならぬ努力があったことでしょう。
低音ボイスがたまらないよね。
阿部寛さんファンに聞いた、阿部寛さんの20代で印象に残っている出来事
世にも奇妙な物語のまばたきという作品がとても印象的です。この作品で初めて阿部さんのことを認識したのですが、日本人離れしたお顔立ちですごく格好良かったです。(30代男性)
中央大学理工学部に入学し、21歳の時にノンノボーイフレンド対象でグランプリを獲得しモデルデビューした。モデルデビューは知っていたが、ガチガチの理系でスポーツも出来る才色兼備で驚いた。(20代女性)
1987年後期、大ファンだった南野陽子と映画【はいからさんが通る】で共演。私もいつか好きな女優さんと共演して仲良くなりたいと思っているからです。モデルとしての着こなしも多彩で楽しく真似したいからです。(30代男性)
30代
阿部寛さんが30代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 1994年(30歳):2本の映画で2つの賞を受賞
- 1995年(31歳):NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』に出演
- 2000年(36歳):ドラマ『TRICK』で主演
映画『しのいだれ』と『凶銃ルガーP08』2本同時に日本プロフェショナル大賞・特別賞を受賞。
『八代将軍吉宗』で松平乗邑役で出演。4年後、1999年には『元禄繚乱』雄で堀部武庸役で出演しています。30代では3度の大河ドラマ出演がありました。
ドラマ『TRICK』では上田次郎役を演じ、このキャラクターは独特なユーモアと存在感で視聴者に強烈な印象を与えました。
例えばTRICKが20年後とかにリメイクされたとして、山田と上田の役をその時の若手俳優さんが演じても、阿部寛さんが岡田真澄さんの役をやって仲間由紀恵さんが野際陽子さんの役をやれば多分ファンの方は喜ぶんじゃないかと思う。でも、アニメだとそうはいかない。声優とはつくづく大変な仕事だと思う pic.twitter.com/Rkv3FEDmoe
— YASUDA (@Yasuda9432) March 31, 2024
30代の阿部寛さんは、様々な話題作に出演して、脇役として力をつけています。色々なキャラクターを演じ分け、一定の地位を確保しました。
顔と声に対してのギャップのある役が癖になるね!
阿部寛さんファンに聞いた、阿部寛さんの30代で印象に残っている出来事
やっぱり成田離婚は外せませんね。本当にコミカルな役柄でめちゃくちゃ笑わせてもらいました。この作品をきっかけに阿部さんがどんどん話題作に出るようになっていったので本当に最高でした。(30代男性)
ドラマ「TRICK」に出演。大ヒットを記録する。俳優デビューは20代の頃であったが、やはり印象的な作品はTRICKなので、やや遅咲きであったことに驚いた。(20代女性)
色んな映画やドラマに出始めた頃。苦手な感じの役もやっていたみたい。自分も芝居をしていますが好きな役しか自分はオファー受けないので阿部さんのスピリッツを見習ってどんな役もこなしたいからです。(30代男性)
40代
阿部寛さんが40代の頃の代表的なできごとはこちらです。
- 2005年(41歳):ドラマ『ドラゴン桜』で主演
- 2008年(44歳):15歳年下の一般女性と結婚
- 2012年(48歳):映画『テルマエ・ロマエ』で主演
TBS系金曜ドラマ枠で放送された『ドラゴン桜』。元暴走族の貧乏弁護士が平均偏差値36の高校生を東京大学に合格させるまでを描いたドラマに主演。
15歳年下のOL 女性と結婚し、記者会見で『結婚できない男が、結婚します。』と、当時主演していたドラマ『結婚できない男』とかけて、笑いを誘う場面がありました。
主演した『テルマエ・ロマエ』では、第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞・第55回ブルーリボン賞・第34回ヨコハマ映画祭主演男優賞・第4回日本シアタースタッフ映画祭主演男優賞を受賞!
テルマエ・ロマエ
— オフトン (@subesube44) April 2, 2024
阿部寛の顔面力をフルに活かしそこそこ笑えるギャグに味付け程度のシリアス、端役含め賑やかなキャスト、ハリウッド映画とはいかないがスタッフかなり頑張っただろう安っぽくない美術にこだわりの見えるロケ地、お風呂のように実にちょうどいい塩梅で、休日の気軽な鑑賞にピッタリ。 pic.twitter.com/t8nRvC1m27
40代の阿部寛さんは、映画でもドラマでも主演を務め、たくさんの賞も獲得。阿部寛さんの主演作品はシリーズ化することも多く、話題作も多いですね。キャラクターの幅が広いのも魅力的です。
どんどん新たな魅力が引き出されるね!
阿部寛さんファンに聞いた、阿部寛さんの40代で印象に残っている出来事
結婚できない男は本当に阿部さんの代表作ですね。この作品で阿部さんのことがより大好きになりました。コミカルな演出で偏屈な役柄が笑えるテイストに仕上がっていて本当に最高の作品でした。(30代男性)
ドラマ「結婚できない男」「青い鳥」などで主演を務め、演技力が高く評価される。TRICKでのインパクトのある役のイメージがついてしまいそうだが、しっかりと演技できることに驚いた。(20代女性)
ドラマ【ドラゴン桜】主演を果たす。講師役が大ヒットし影響を与える。ああいう先生が私の学生時代にはいなかったので熱いお方に人生を教わりたいと感じたからです。他のドラマの役も阿部さん自身にも通じ素敵です。(30代男性)
阿部寛の若い頃の髪型はかき上げヘア
阿部寛さんの若い頃の髪型といえば、前髪をかきあげて横に流したようなかっこいい髪型を思い出す方も多いのではないでしょうか。
わいの似顔絵あげときますね。若い頃の阿部寛ですこれ。髪型まで似てる pic.twitter.com/lTvFsltLOS
— †もじゃんぼ† (@kiats2) September 6, 2020
モデルをしていただけにシュッとしていて、大学生だとは思えない渋さがあってかっこいいと思います。
80年代頃は、「かきあげヘア」「大人ヘア」「清潔感」が流行っていました。阿部寛さんはモデルをされていたので、流行に沿った髪型をされていたのかもしれませんね。
今も渋くてかっこいいけど、昔も若さならではの爽やかさがあってかっこいい!
まとめ
今回は、阿部寛さんの若い頃の活躍や出来事を、画像とともに振り返りました。
年代ごとに印象深い出来事がたくさんあったね!
これからの活動も頑張ってほしいと思います。